2004年4月21日発売
オーシャン・レインオーシャン・レイン
ストリングスをフィーチャーし、ヨーロッパ的な耽美感を漂わせたアコースティック色濃いエコー&ザ・バニーメンの通算4作目。代表曲である「キリング・ムーン」「シルヴァー」などを収録。
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4&6番 《ロメオとジュリエット》からの10の小品プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4&6番 《ロメオとジュリエット》からの10の小品
6番の、技巧的な両端楽章と叙情的な中間楽章との対比、4番での1、2楽章の陰鬱な叙情と第3楽章でのほとばしるヴィルトゥオジティなど、いずれもその際立った対比を、鮮やかなテクニックと繊細な感性で弾き分けている。「ロメオ」各曲の性格付けもまた見事。★
46664Concert 1::アフリカの祈り:アフリカン・プレイヤー46664Concert 1::アフリカの祈り:アフリカン・プレイヤー
2003年11月、南アフリカのケープタウンで行なわれたAIDSチャリティ・イベントの模様を、3枚のCDとしてリリース。23組にも及ぶ豪華アーティストたちによる貴重な共演は必聴。
ニューヨリカン・ソウルニューヨリカン・ソウル
97年に世界のダンス・ミュージック・シーンを震撼させた歴史的傑作を廉価復刻。マスターズ・アット・ワークの変名プロジェクトで、ヒップホップやジャズ、サルサをハウスに仕上げた衝撃作だ。
ザ・ライドザ・ライド
2年ぶりのアルバムだが、多彩なゲスト歌手陣を迎えていることもあり、いい意味での企画盤と言えるかも。(9)で登場するルベーン・ブラデスは、本人の近作を勘定に入れても出色の出来。続くリチャード・トンプソンがまた素晴らしく、ロック・バンドとしてのロボスのあり方もくっきり。★