音楽むすび | 2004年5月12日発売

活動休止を発表したセンス・フィールドの、シングル&レア・トラックス集。ファーやサニー・デイなどとエモ・シーンを築き上げた先駆バンドならではの初期ナンバーや、98年にメジャー・デビューが予定されながらお蔵入りとなった5曲で聴かせる過渡期の楽曲など、彼らの歩みが俯瞰できる。

2004年5月下旬にジョイント来日したUKの若手グループの演奏を2曲ずつ収録。「スミスみたいじゃん」と驚いたのもつかの間、(1)は正真正銘スミスのカヴァー。ギターの音色に独自性への試みを見せる(2)など、先人を超えるべく頑張っているのは認めますが、いかんせん小粒感が……。

日本ジャズ界の中核を担う4人が結成したスーパー・コンボの2ndアルバム。メンバーそれぞれがリーダー格の彼ら。オリジナル曲にこだわり、1作目よりさらに進化したサウンドを聴かせる。

各方面で話題を呼んだ《歌姫》シリーズを2003年に完結させた中森明菜の、2004年第1弾マキシ・シングル。彼女ならではの世界を存分に楽しめる楽曲で、歌姫シリーズとは違った魅力にあふれた1曲。

名古屋を拠点に活動する、4人組のセカンド・マキシ。表題曲は『銀河鉄道999』を思い出させるスペイシーな冒険ソングだ。骨太な演奏やメロディ・ラインには光るものが感じられ、今後のブレイクを大いに期待させる。等身大の言葉で綴った歌詞も好印象。

本人と12人の若きアーティストのコラボレーションにより、新たな姿へと生まれ変わった名曲。ZEEBRAのラップに、ア・カッペラーズのハーモニー、ゆずやLISAの声が絡み、長渕自身も歌い上げる。強い絆が曲からあふれ出る。幸せを呼ぶポジティヴさ。