音楽むすび | 2004年5月発売

TBS系『世界ふしぎ発見!』エンディング・テーマの(1)は、キャッチーなサビと宇宙的スケール感に吸い込まれるよう。エスニックなスパイスのきいたサウンド、優雅で怪しげな女性ツイン・ヴォーカルが作り上げる独特の世界観が、耳の奥に大きな余韻を残す。

レミオロメンの3曲入りマキシ・シングル。タイトル・チューンは、アップテンポだが切ない、彼らの王道ナンバーに仕上がっている。カップリングも新録曲。

最高の音で楽しむために！

パンジャビMCからトルコ出身でカナダ在住のメルジャン・デデまで、インド〜中近東地域になんらかの形で根差したダンス・ミュージックを手際よく紹介。近年、ヨーロッパがこうした音楽の交差点となりつつある背景も、エキゾチックさと現代性とが交錯する音作りからうかがえる。

テレビ朝日系“報道STATION”テーマ曲を3ヴァージョン収録したミニ・アルバム。松永の自作曲。(1)は番組ヴァージョンで、ともに86年生まれの才能あふれる若きジャズ・スターである松永と矢野の共演。(2)は松永のピアノ・ヴァージョン、(3)は矢野のサックス・ヴァージョン。

女性5人によるア・カペラ・グループの第5弾。彼女たちのアンサンブルの密度も高いが、プロデューサーも務める書上奈朋子の編曲が、新鮮だ。音の浮き上がらせ方や混ぜ方、音の強弱、クレッシェンドやデクレッシェンドなど実にうまい。奥行き感があって、気持ちがいい。