2004年5月発売
エルヴィス・コステロの初期作品がボーナス・ディスク付き、リマスター盤でリリース。ニック・ロウがプロデュースした、記念すべきデビュー・アルバム。77年発表。
エルヴィス・コステロの初期作品がボーナス・ディスク付き、リマスター盤でリリース。ホーン・セクションや黒人女性コーラスが参加したR&B/ソウル色濃いアルバム。83年発表。
スピリチュアル・ベガーズで名を上げたヴォーカリストを中心としたスウェーデン産ドゥーム・メタル・バンドのセカンド。ただ、ドゥームと言ってもサザン・ロックにも共通する泥臭いサウンドを特徴とし、かなり聴きやすいサウンドに仕上がっておりマニア以外にもお勧めだ。
シアリング&トーメは80年代以降、多くの作品をコンコードに残してきた黄金のコンビ。82年にライヴ録音された本作は、なかでも屈指の内容を誇る一枚。有名スタンダードを次々と歌っていく様子は、まさに第一級のエンタテインメント。第25回グラミー受賞作のxrcd版。
ロージーの代表作としてあまりにも有名な85年録音のバラード集。バックはウォーレン・ヴァシェ、スコット・ハミルトンなどコンコード・オールスターズ。これまで何度も発売されている人気盤だが、本作はオリジナル・マスターから直接カッティングした高品位24bit xrcd。
カーメン・マクレエはコンコードに4作品を残した。その最初の一枚で、ピアノのジョージ・シアリングとのデュオによるバラード集だ。(5)は珍しいデュエット、(10)はシアリングのヴォーカル・ナンバーでカーメン不参加。熟成の優雅な味わい。高音質のxrcd盤。
ショパンの「夜想曲」をヴァイオリンとピアノで演奏する一枚。演奏者自らの編曲のほか、サラサーテ、ハイフェッツ、アウアーなどの大ヴァイオリニストの編曲も使用。ダヴィドヴィチがロマンティックな音色でショパンの名旋律をたっぷりと歌い上げる。
ダンディズム・ナンバーを作らせたら逸品の松本隆・南佳孝コンビによる名作「冒険王」を彷彿させるタイトル曲(佐川急便CM曲)がいい。さらに「サンクチュアリ」「モンロー・ウォーク2004」などで、南佳孝が還ってきたと実感させるヴォーカルを聴かせる。
デトロイト発、3人組パンク・ブルース・バンドが2002年に発表した2作目。60年代のストーンズやガレージ・パンクを彷彿とさせつつ、そのまた根っこのブルースまで掘り出してみせる図々しさと、周到な構成力がバランスよく噛み合った痛快な一枚。★
英国の5人組バンドが67年に発表したデビュー盤にボーナス・トラック4曲を加えた。彼らといえば「青い影」。バッハの作品にインスパイアされたオルガンのイントロが印象的な曲だが、ほかの曲もクラシカルなフレーズが随所に聴かれる。フェイドアウトに時代を感じるが古さはない。
「青い影」の大ヒット後、68年暮れに発売した2作目。オルガン入りのクラシカルな彼ら特有の演奏がたっぷり味わえる一枚で、ロビン・トロワーのギターも活躍、よりまとまりのある仕上がりだ。朗読入りの大作組曲(7)など、注目すべき作品も含まれている。
前身バンド、パラマウンツのメンバーで録音された70年発表の4作目。全体的な統一感はないが、ブルース・ベースのヘヴィなサウンドとドラマティックな展開を巧みに融合した(8)をはじめ、1曲ずつのクオリティは高い。未発表テイク8曲を追加収録。