2004年5月発売
WINGSWINGS
イタリアのシンフォニック・メタル・バンドが新女性ヴォーカルを起用してのアルバム。男女デュオ・タイプの多様性に富んだ内容は、優雅でいてドラマ性を帯びたものだ。メルヘン的なムードを漂わせ、B級ながらも至福を味わわせてくれるはず。
浜辺の歌浜辺の歌
独特の歌い口と声を一聴して、あ、「いつも何度でも」の人だな、と思わされる。個性とはかくあるべし、だ。(2)(5)(7)(10)(12)(16)の6曲はピアノ伴奏で、歌の色あいもかなり変わって面白いが、やはり自らライア(竪琴)を弾く曲が、自然な伸び縮みを感じられていい。
フラグメンツ・オブ・D-ジェネレイションフラグメンツ・オブ・D-ジェネレイション
イタリア発のメロディック・デス・メタル・バンドのセカンド。キーボードやギターのユニゾンを随所にちりばめた巧妙な曲構成はオーセンティックなメタルとスラッシュの合体型のよう。それにも増してデス声もセーブしているぶん聴きやすいかも。