2004年5月発売
ワイヨリカ ベストコレクション 1999-2004 〜オール ザ シングス ユーアー〜ワイヨリカ ベストコレクション 1999-2004 〜オール ザ シングス ユーアー〜
デビューから2004年までに生み出した曲の中からメンバーが選び抜いたベスト・アルバム。アコースティック・ギターの響きと優しい歌声を最大限に活かしながらも、どん欲な彼らのさまざまな側面も1枚に詰まっている。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集[3] 第5番・第6番・第7番 他ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集[3] 第5番・第6番・第7番 他
仲道は今ベートヴェンのピアノ・ソナタ全集に取り組んでいる。本盤はその第3弾で初期の「作品10」の3曲を収録。定評ある彼女のショパン演奏とはタッチも表現もひと味違う。一皮向けた印象で、音楽の成熟度が増しているのは明らかだ。第7番などその成果の現れた好演。
朝の歌〜プーランク:ピアノ協奏曲集朝の歌〜プーランク:ピアノ協奏曲集
すでにプーランクのソロ・ピアノ作品全集や室内楽全集が高い評価を受けている、フランスの気鋭のピアニスト、ル・サージュが、プーランクのピアノ協奏曲集を録音した。ル・サージュは、ここでも気負うことなく、小粋で冴えた演奏を聴かせてくれる。
アルティメット・フィフス・ディメンションアルティメット・フィフス・ディメンション
フィフス・ディメンションの完璧版ともいえるベスト・アルバム。何といっても彼らのプロデュースを手がけていたボーンズ・ハウが監修を手がけているのがミソだ。おなじみのヒット曲はもちろん、未発表曲(21曲目)の収録も嬉しいところ。リマスタリングで音質も向上している。
メフィスト・ワルツ〜キーシン・プレイズ・シューベルト&リストメフィスト・ワルツ〜キーシン・プレイズ・シューベルト&リスト
うまーい。ソナタでの1フレーズずつというか、1音ずつと言ってもいいくらい表情に変化を付けたきめ細かな演奏には驚いた。半端じゃない美しさを作り上げている。しかしこのこってり味は、ライヴ向きではある。感動的過ぎるもんね。リストの方は、もう文句なし。★
ジュピター100%ジュピター100%
イギリス民謡風のあのメロディになんとも言われぬ情感を感じる人なら、もう、たっぷりイケます。これでもかって具合に聴かされちゃうのに、後味がすっきりなのはナゼでしょう。メロディの深さに加えて、どの演奏も甘さを抑えて上品に仕上がっているからです。