2004年7月14日発売
B'zのバック・ミュージシャンやレーサーなど、個性的なキャリアを持った3ピースのデビュー・マキシ。男前なギターが唸り、高音美麗ヴォーカルが響きわたるハンサム&セクシー系ロック。女子受け確実な路線だが、意外と男性支持者が多かったりする。
マルサリス・グループで活躍する俊英エリックがロン・カーターとアル・フォスターという最強のメンバーを得て、その真価を発揮した作品。エリントン、モンク、エヴァンスなど歴代の名手たちを彷彿とさせるダイナミックで迫真のプレイが続き、聴き手を飽きさせない名品。
発売元
株式会社ポニーキャニオンエレメンツは、故ギル・エヴァンスのオーケストラで活躍したリズム・セクション2人、イーガン&ゴットリーブの率いる双頭コンボ。これは92〜96年にかけて収録されたライヴ・シリーズの第3弾。緩急自在の展開とライヴならではの臨場感、一体感がビンビン伝わってくる。
北欧メロディック・ゴシック・メタルの雄のファースト・アルバム。時に叫び、時に叙情に浸るヴォーカルに象徴されているように、大きく展開される世界の陰影のコントラストは深い。そんな音の塊は感情の闇を照らしながら、シアトリカルな世界を構築している。
98年の復活から2004年の渋公までのARBのライヴ音源から選曲されたライヴ・ベスト。80年代のライヴ盤ほど鬼気迫るものはないかわり、しなやかさとしたたかさを増したゴキゲンなR&Rが腹いっぱい楽しめる。シンプルなアレンジで多彩な表現……バンドの鑑だね。★
全収録をヨーロッパで行なった本作は、涼しげで洗練されたエレクトロ・サウンドと、カジのいい意味での軽さが素敵にマッチ。タイトルはスウェーデン語で“葉”を意味する言葉だが、本作はそれこそきらめく青葉のような印象をたたえている。
“上質ポップス”を謳うトリオが“夏に向かう直前のエネルギー”をモチーフに紡いだ作品集。卍屋タケコのしなやかでソウルフルなヴォーカル、丁寧に抽出したやわらかなメロディ。80年代初期のジャパニーズ・ポップスの良き伝統がここに引き継がれている。