2004年9月発売
モダン・アプレンティスモダン・アプレンティス
ロンドンの4人組ロック・バンドのセカンド・アルバム。パンキッシュで破天荒でさえある演奏を身上とする彼らならではの生きのよさ。コンパクトな曲の中にぎっしりとエネルギーを詰め込んだ感じだ。本作から二人になった女性メンバーの活躍も見逃せない。
MY LIFEMY LIFE
アレンジャーに西脇辰弥と古川昌義を迎えた、通算23枚目のアルバム。自身の内省的な面と、未来への決意を表現した詞が印象的。ギター・サウンドを新たなチャレンジとしながら、柔らかな旋律と芳醇な味わいにも似た穏やかなヴォーカル・スタイルは健在。
プリーズ・リクエストプリーズ・リクエスト
《スープリーム・サウンド・エディション》シリーズの1枚。タイトル通り、人気の高いスタンダードやボサ・ノヴァ楽曲を取り上げた作品集。ザ・トリオのヴァーヴでの最終作にあたる名盤だ。
モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンスモントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス
オノ・セイゲンがリマスターを担当する《スープリーム・サウンド・エディション》シリーズの1枚。“お城のエヴァンス”の名で知られるエヴァンスのヴァーヴ時代の代表作が高音質で楽しめる。
ナウズ・ザ・タイムナウズ・ザ・タイム
バップの帝王、名アルト奏者パーカーによる1950年代前半の円熟期のプレイを収録した名盤が、《スープリーム・サウンド・エディション》シリーズとして発売。ワン・ホーンの名演集だ。
エラ・アンド・ルイエラ・アンド・ルイ
トランペット&ヴォーカルの王様ルイと、ジャズ・ヴォーカルの女王エラという巨人2人のハート・ウォーミングな演奏が楽しめる名盤がSACD仕様で登場。息の合った2人の歌唱が存分に堪能できる。
チャイコフスキー/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキーは旧録音にもまして濃厚、思い入れたっぷりの演奏。妖艶さ、官能美もたっぷりで、病的の一歩手前といった感じである。きっと、ついていけない人もいるだろう。コルンゴルトはもっと突き抜けた雰囲気。夫君の伴奏も過不足なく、万全。