2004年発売
2004年に敢行した全国ソロ・ツアーから2月8日岐阜、4月17・18日京都での演奏7曲を収録。「さくら」「荒城の月」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」など曲はすべて日本のメロディ。それをいかに自身の中で昇華、ジャズ化しているかが一番の聴きもの。
スイス出身の遅咲きのピアニストが、91年に録音したトリオ作品。その手が紡ぎ出す流麗な調べは、凛と澄み切った空気感を漂わせ、聴く者に新鮮な風を届ける。芳醇なリリシズムに富むピアノは、知性的でありながら決して難解ではなく、多くの人が楽しめそう。
ポップ・ユニット、PSY・Sのメンバーとしてデビューし、近年はジャズを志向する女性シンガーの2004年録音作。パンチの効いたスキャットが気持ちいい(5)、明瞭で情感豊かな表現に個性が際立つ(7)など、快唱が並ぶ。(8)はドン・フリードマンのファンキーなピアノ演奏が楽しい。
活動歴も12年を越えたタイミングでペニシリンが放つフル・アルバム。従来通りの勢いもある一方で、シングルで先行リリースされていた「白髏の舞」に感じられたように楽曲をじっくりと聴かせてくるアプローチも個性として確立。バンドの強さを実感できる。
大看板への飛躍が期待される実力派、柳家さん喬が十八番の2席をたっぷりと披露している。冷凍・冷蔵のない江戸時代、真夏にみかんを求めて千両で買う話「千両みかん」と「ちりとてちん」を収録。
戦争直後に落語家になり、映画俳優やTVタレントに転身、『桂小金治ショー』で人気を博した桂小金治の83年の本多劇場でのライヴ録音が21年ぶりにCD化。有名な大岡裁きの話「三方一両損」収録。
人気ジャズ・シンガーのケイコ・リーが、偉大なるマイルス・デイヴィスゆかりのスタンダードに挑戦した意欲作だ。ハスキーでソウルフルな独特のヴォイスで、おなじみの名曲に新たな生命を吹き込む。その姿はまさに“魂の叫び”。野力以下のリズム・セクションも、マイルスの共演者を思わせる繊細さで好演。
メイシー・グレイ初のベスト・アルバム。ロック、ポップ、ソウル……様々なジャンルの垣根を変幻自在に行き来する彼女の特異な才能に改めて驚愕すること必至の1枚だ。新曲やリミックスを追加収録。
イギリスのカリスマ・ロック・バンドの第7作。アルバムごとにさまざまなサウンドを構築してきたマニックだが、今までで一番ポップな感覚が強い。甘さと哀愁を絶妙にブレンドした洗練された大人の音楽を聴かせてくれる。御大トニー・ヴィスコンティも参加。