2004年発売
ザ・ゴルドン・カルトザ・ゴルドン・カルト
イタリアの“エクストリーム・エピック・メタル”を標榜する6人組のサード・フルレンス作。初期の悪魔的なイメージを薄めつつ、荘厳でドラマティックな味わいを身につけて来た彼らだが、今作もメロディ重視の姿勢は堅持されている。ホラー風味も満載だ。
アンフォゲッタブルアンフォゲッタブル
ベースのスタン・ギルバートとのデュオ。1曲目にパガニーニの「奇想曲第24番」をやっていてビックリ。スタンダードのほか、モンク、エリントン、ショーターらの曲を独自に料理。オリジナルも2曲。曲はおなじみでも、演奏はありきたりではないところが最高に独創的。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
日本ではリーダー作が紹介される機会が少ないベースの名人の実力が堪能できるアルバムの登場だ。ピアノ、ギターとのトリオ編成で、レイ・ブラウンにちなんだ名曲を取りあげた。ストレートなジャズ・ベースの醍醐味が味わえるヴィーナスらしい大人のジャズ。
Shh...Shh...
通算15作目のオリジナル・アルバム。槇原敬之、ゴスペラーズ、田島貴男など豪華スタッフ陣を迎え、お洒落なバラードからラッツ&スターへのオマージュ・ソングまで盛り沢山な12曲入り。
First Trip 初行First Trip 初行
「シェルタリング・スカイ」を使った(8)がきっかけで坂本龍一との共演を果たした、韓国人気ラッパーの本国では2003年春に出た2作目。作・編曲/制作すべて彼。嘆きの深さ物語る曲調、闘いつづける姿勢見える韓語ラップの響き、シンプルな作風……強烈に聴く者を惹きつける。