2005年10月26日発売
61年収録の第1番は、絶頂期のルービンシュタインと若きスクロヴァチェフスキの協演。一点の曇りもないほどに輝かしいピアノの音色、躍動感あふれるリズム、ピアニシモのデリケートなタッチ。SA-CD化によって生彩感あふれる名演が生々しい音で蘇っている。
巨匠ふたりの稀有な共演がSA-CDハイブリッド盤で復活。音質面でも最良の演奏が再現される。実際同じレーベルに属していながら所載2曲が唯一の録音。ハイフェッツは続くシベリウス(59年録音)にもライナーの指揮を希望したが、片想いに終わった。
第1回チャイコフスキー・コンクールで優勝をかっさらい凱旋帰国した直後に録音されたのは、チャイコの第1番だけではない。このラフマニノフの第3番は、センセーショナルとはまた別次元の、クライバーンの真のロマンティシズムとピアニズムを示している。
制作・出演
RCAビクター交響楽団 / アーサー・グラニック / シンフォニー・オブ・ジ・エア / ハーヴェイ・シャピロ / マリリン・ライト / マーガレット・ヒリス / ラルフ・フレーリヒ / リスト / レオポルド・ストコフスキー面白い。しかし時代がかった過多な表現に眉をひそめる聴き手も多いだろう。冒頭の「ハンガリー狂詩曲」など象徴的。個性的な編曲以上に“くさい”表現で塗りたくられる。ここまですればあっぱれ。ワーグナーなど、演出過剰のドラマを観るスリルと熱狂がある。
1969年にシングル「長崎は今日も雨だった」でデビューした内山田洋とクールファイブのRCA時代のベスト・アルバム。前川清在籍時代の「噂の女」「東京砂漠」など、大ヒット曲が楽しめる。
宇多田ヒカルの母親としても有名なシンガー、藤圭子の全盛期の代表曲ばかりを集めたベスト・アルバム。1969年のデビュー曲「新宿の女」や「圭子の夢は夜ひらく」といった大ヒット・シングルが聴ける。
1969年に映画『夕月』でデビューし、71年のドラマ『おれは男だ!』の主題歌「さらば涙と言おう」で歌手デビューした森田健作のRCA時代の音源から構成されたベスト・アルバム。彼の代名詞「青春」が熱く歌われた楽曲ばかりが聴ける。
博多のナイト・レストラン「LALA」を拠点に田中収をリーダーとして活動していた5人組グループのベスト・アルバム。1981年のデビュー・シングルで大ヒットを記録した「サチコ」をはじめ、彼らの全盛期の楽曲で構成されている。
1991年にシングル「Mo-Rio」でデビュー、同年に発表した3rdシングル「それが大事」が大ヒットを記録し、2001年に解散した大事MANブラザーズバンドのレーベルの枠を越えたベスト・アルバム。シングル曲を中心に収録。
新曲5曲とセルフ・カヴァー5曲で構成されたアルバム。新旧の楽曲はそれぞれ交互に収録されていて、それと知らない者にはなんの違和感もなくそれらの楽曲が耳に入ってくる。それというのも、彼の楽曲が普遍性を持っている証だろう。