2005年10月26日発売
1991年にシングル「Mo-Rio」でデビュー、同年に発表した3rdシングル「それが大事」が大ヒットを記録し、2001年に解散した大事MANブラザーズバンドのレーベルの枠を越えたベスト・アルバム。シングル曲を中心に収録。
新曲5曲とセルフ・カヴァー5曲で構成されたアルバム。新旧の楽曲はそれぞれ交互に収録されていて、それと知らない者にはなんの違和感もなくそれらの楽曲が耳に入ってくる。それというのも、彼の楽曲が普遍性を持っている証だろう。
2005年7月に逝去したルーサー・ヴァンドロスのトリビュート盤。アレサやセリーヌ・ディオン、ベイビーフェイスほか、豪華メンバーが集結し、ゆかりの楽曲を情感込めて歌っている。エルトン・ジョンとルーサーの擬似デュエットもなかなかの聴きもの。
約2年ぶりとなるsmorgasのオリジナル・フル・アルバム。キャッチーなリード曲「Freak into The Music」「Ride My Bike」に加え、ライヴの臨場感を思わせるアグレッシヴな曲も含む強力盤だ。
英国産ドゥーム・メタラーの第8作。“ブラック・サバスの90年代的解釈”と言われて久しい彼らだが、今作ではマンネリズムからの脱却を目指し、徹底的に練り込んだアレンジの妙が肝だ。ハードコアな精神とプログレッシヴな感性のバランスも素晴らしい。(お)★
1stアルバム『landmark』が好評の女性シンガー・ソングライターの5thシングル。プロデュースを手がける小林武史のペンによる美しいメロディを持つ繊細な楽曲と、インパクトのあるヴォーカルが聴ける。
定番シリーズの第162弾。エイベックスが最も得意とし、かつ異例の長さを記録する人気シリーズ。車ファンやケータイのヘヴィ・ユーザーの間で常に需要の高いユーロビートの醍醐味を、本作でも十分堪能させてくれる。
2003年の日本音楽コンクールで第1位を獲得した遠藤真理。デビュー盤でいきなり協奏曲で勝負を挑んでくるが、この若さにしてすでに音楽をナチュラルに息づかせる術をしっかり心得ている点が逸材たるゆえん。まろやかな深みのある低音も美しい。要注目の新星だ。
これは曽根にとって2000年のエラート録音以来2度目のものとなる。今回はSA-CDでの発売なので、そのせいか音質はよりきめ細かくなっており、前回よりもいっそう落ち着いた味わいが出ている。ライヴ録音のようだが、スタジオ録音と思われるほど会場は静かだ。
ジャズの名演のなかでも透明なリリシズムにおいて屈指の演奏を、アドリブもろともギターに移し変えた異色盤。“カヴァー”の興味を超え、スキのないギターの響きが耳を満たし、抒情が纏綿と堆積していく。アサドの独創的な声の彩りも実にファンタスティックだ。