2005年10月26日発売
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90年代J-POP界に巻き起こった英詞バンド・ムーヴメントの雄が、2005年7月に解散。本作は、彼らのベスト・アルバムであり最後のライヴ・アルバムである。バンドとしての堅固さと華々しさが、楽曲のすべてに詰め込まれている。美しきロックの一時代を創り上げた力がここに。
ソロ・アコースティック第一集ソロ・アコースティック第一集
自身のレーベル“インサイド・レコーディングス”からの第1作。ギターないしピアノの弾き語りだが、元来内省的な作風で知られる人なので違和感はない。(3)や(12)(20)など代表曲には、客席からの反応もホット。故ニコとの関係を歌い込んだ(5)は今回初お目見え。
夜想曲 -ノクターンー夜想曲 -ノクターンー
デビュー10周年を迎えたミッチー。1年4ヵ月ぶりのリリースとなる本作でも、あいかわらずのマイ・ペースぶり。ラスベガスのショー・シンガーのような曲あり、本来のファンク好きが出ている曲もあり。2曲のカヴァー((3)=郷ひろみ/(9)=松崎しげる)もいい味。
君にジュースを買ってあげる□君にジュースを買ってあげる□
暴動(宮藤官九郎)の不条理なリリックに、破壊(阿部サダヲ)の突き抜けたヴォーカルが生命力を吹き込むパンキッシュでポップな強烈ラブ・ソング。おいしく味付けされたコーラスも耳に残る。テレビ東京系アニメ『ケロロ軍曹』のオープニング・テーマ。