音楽むすび | 2005年11月2日発売

いきなりビーチ・ボーイズ風にオープニングを飾り、タイトルよろしくトゥウィンクルなポップ・ナンバーが次々にページをめくってくる。バックグラウンドは60年代以降のアメリカン・ポップス・カラー。こういう楽しいアルバムは理屈抜きに楽しむのがよろしい。

テレビ出演が増え、キャラクターも異能であることが分かってきた天性の女性ヴォーカリストの3作目となるアルバム。新旧とりまぜた11の楽曲をカヴァーしているのだが、それぞれの曲で彼女にしか出せない結果を出しているのがスゴい。続けるべき企画だ。

ヨーロッパの人気オーディション番組『スターマニア』で入賞した若手女性シンガーのデビュー・アルバム。ラトヴィア出身のジェニーの魅力は、素直な音楽表現力。小さい頃からヴァイオリンやピアノに親しみ、スクスクと育ったようすが感じられて好印象を残す。

季節はずれの紹介ですが、これはうまいです。指揮者の力もあるのでしょうが、日本の古楽界の水準の高さを見せつけられました。各ソリストたちももちろんいいのですけれど、それ以上にオーケストラと合唱のうまさに感動しました。ああ、びっくりした。★

ファットボーイ・スリムがリミキサーとして参加し、フロア・ヒットを記録したシングル「Happy」を収録した、元ロニ・サイズのドラマー・MAX SEDGLEYのデビュー・アルバム。

70年代後半から80年代にかけて大ヒットをはなった女性ヴォーカリストの復活アルバム。本作では「愛のかげり」のセルフ・カヴァーをはじめ、ハスキーかつパワフルな彼女のヴォーカルが存分に堪能できる1枚だ。