2005年11月発売
ラウド・ロック、ハードコア、ヘヴィ・メタルなどの最もコアな部分だけで出来ているような(1)や、ブルーハーツの別ものなカヴァー(4)など、コンパクトなフォーマットに質量ともにかなり濃い一枚。そして、ブラックなユーモア・センスと悪ノリの奥には辛辣なメッセージが。
アメリカの曲を中心にした『エンターテイナー』と同時発売で、こちらは、もう少しクラシカルなアルバムになっている。演奏は非常に丁寧。過剰な表情づけは避け、すーっと耳に馴染む。もっと大胆に、積極的にとは言えるが、これは癒し系クラシックなのだ。
楽しみの表情がよく伝わってくる快適アルバム。江口玲のスムーズな音楽性は、全体の雰囲気に大きく寄与している。クラシカル・エンタテインメントという方向では、やや優等生的の感は否めないが、愛ちゃんだからOKさ。唯一のがっかりは、ジャケットかも……。
かつてコルボはボーイ・ソプラノを使ってフォーレのレクイエムを録音しており、名盤として親しまれてきたが、今回はそれを上回る精緻な美しさ。ヴェルメイユのソプラノも、純真さに深い祈りが加わった理想的な歌唱。東京オペラシティでの感動的なライヴだ。
一晩でベートーヴェンの9つの交響曲を全部やってしまおう。しかも同じ指揮者と同じオケで。なおかつそれを、2004年の大晦日から2005年元旦にかけて。という壮大(?)かつ画期的な企画をやってしまったのが岩城宏之。オケはN響メンバー。“振るマラソン”と称するだけあって、演奏家もお客もトライアスロン状態になること必至だが、それゆえに“無我の境地”へ達することができるかもしれぬ。近年の岩城らしく、主観や無用な力みを排し、音楽自体を自然に高揚させる演奏からは、確かに“無我”の響きが聴こえる。
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1971年にリリースされた編集盤で、「遠い世界」「もしもボクの背中に羽根が生えていたら」など、当時の時代背景から生まれた数々のメッセージ・ソングを収録。