2005年2月23日発売
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
制作・出演
アストリッド・ウェーバー / イェルク・デュルミュラー / カペラ・コロニエンシス / コビー・ファン・レンツブーフ / ジモーネ・シュレーダー / テリエ・ステンスフォルト / フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ / ブルーノ・ヴァイル / ワーグナー裏界線裏界線
映画『誰も知らない』に前作収録の「宝石」が挿入歌として使われたことにより注目された、長野を拠点に活動するシンガー・ソングライターのセカンド・ミニ・アルバム。ピアノとヴォーカルだけの美しい世界を作る人で、詞は文学的ですらある。
残響残響
豊かな声量と経験に裏打ちされたテクニック、そしてもちろん持って生まれた才。今風も昔風もなく、ここにあるのは大橋純子風。言葉の一つひとつが、メロディの一節ひとふしがスイッとしみ込んでくる。(2)(3)はディック・リー作曲で、(2)は彼も参加。
LUPIN THE THIRD 「JAZZ」 Cool For JoyLUPIN THE THIRD 「JAZZ」 Cool For Joy
『ルパン三世』で売った大野だが、もとを正せば優れたジャズ・ピアニストである。その本領が、バカラックやマンシーニ、そしてもちろんルパン・ナンバーで発揮される。タイトル通りのクールな響きに加えて、スウィンギーでソフトなジャズがご機嫌。
シンシアリー2シンシアリー2
類い稀なる本格的な歌を聴かせる浜田麻里が紡いだバラード集。本人のセレクトによる91年以降の既発曲のみならず、再録曲、新曲を含めた構成で現在の姿までじっくりと聴かせる。キャリアを経てきたからこその素直な優しい表情を感じ取りたい。★
crossovercrossover
半分新曲、半分は既発曲のリアレンジ・ヴァージョンという島谷ひとみのアルバム。タイトル通りに異ジャンル(ここでは主にクラシック)とのクロスオーヴァーに挑戦するというコンセプトですが、彼女のアルバムとしてスンナリ聴けます。彼女の声の強さを再確認。
マーラー:交響曲第5番マーラー:交響曲第5番
音が割れようがオケが乱れようが、細かいことは気にしない。こうした力技が目立つゆえ、録音で聴くといろいろ不満も出てくるだろうが、ナマで聴いたら興奮間違いなしである。佐渡ならではの熱演・爆演・力演だ。やりたいことに無邪気に没頭する姿勢が潔い。