2005年2月23日発売
スウェーデン出身のメタル系キーボーディスト&ソングライターを中心とするプロジェクト・バンドのセカンド。暑苦しく歌い上げるシンガーはそのままに、テクニカルでプログレッシヴなアンサンブルを強化し、力技の壮大な様式美サウンドが構築されている。
ドイツを拠点とする4人組パワー・メタラーのサード。ダークでおどろおどろしいコンセプト・ストーリーを下敷きにしているようだが、楽曲はあくまでオーソドックスで、メロディックかつストロングなサウンド、ドラマティックなギター・ワークが楽しめる。
新世代ギター・ヒーローとして注目のガス・Gが、プロ・デビューを飾ったことで知られるドイツ拠点の正統派ヘヴィ・メタル・バンドの、日本未発売だった2001年作品。すでに新人とは思えない流麗なリフと速弾き奏法は、ギター・ファン必聴だ。
作曲、DJなどで活躍中のFreeTEMPOこと半沢武志が監修、選曲したCTIレーベルのコンピ。(13)はCTIからインスピレーションを受けた半沢のオリジナル。時代をリードするフュージョン・レーベルとして人気を博したCTIの先見性や斬新な感覚が伝わってくる。
「氷見の雪」に続く原田悠里のシングル。前作は富山・氷見を舞台に彼女が最も得意とする旅情演歌だったが、本作タイトル曲でもその世界を踏襲し、しっとりとした叙情あふれて心に染みる楽曲となった。
23歳の女性シンガー・ソングライターによるセカンド。アコギやピアノなどアコースティック楽器とストリングスを多用したオーガニックなサウンドと、等身大の自己を綴った歌詞、透き通ったヴォーカルによって、みずみずしく穏やかな世界を構築。私小説的癒し系。
発売元
キングレコード株式会社豊郷・八日市で発祥し、後に祭文踊りとして広まり、江州音頭と呼び名が定着した滋賀県近郊の盆踊りの定番、江州音頭。滋賀から大阪まで広く親しまれている音頭を、桜川梅勇の謡いで楽しめる。
マルティノンが亡くなってから随分時間が経ってしまった。フランス作品では第一人者であり続けた彼の明晰な音楽作りは、N響の前でも変わらない。弦楽器の響きに特に注意を払ったようで、明るく軽やかな表情を引き出している。洗練された音楽作りは、今も新鮮に聴ける。
島津亜矢による股旅演歌のコンピレーション。彼女の太く力強いヴォーカルが最大限にフィーチャーされた名曲揃い。オリジナル歌手も東海林太郎、美空ひばり、田端義夫と大御所が並ぶ。
沖縄音楽のコンピ“美ら歌よ”シリーズ第4弾。「花」「十九の春」「島唄」といった定番曲のほか、現在沖縄のミュージック・シーンで注目のアーティストの作品も収録した鮮度のいい内容。