2005年4月発売
夜のカメリア夜のカメリア
ディアマンテスのアルベルト城間が大人のラテンにチャレンジしたアルバム。日本語で歌われているのは彼自身の作曲による1曲のみ。ムード歌謡としてかつてヒットした「夜の銀狐」「ラブユー東京」のポルトガル語カヴァーは、耳に親しみやすいかも。
バラード・イン・ブルーバラード・イン・ブルー
発売元
株式会社ポニーキャニオン名盤『ブルー・バートン』の人気曲の、トリオでの再演を含む演奏は、美し過ぎるフレーズと穏やかに波のように心に寄せてくるその音色で欧米の両方のピアノ・ファンを惹きつけて止まない。円熟の極致に達したヴァン・ダイクの妙技にただ酔いしれたい一枚。★
ジャジカル・クラスジャジカル・クラス
ジャズの中村葉子とクラシックの藤渓優子が組んだWピアノによるデュオ。メランコリックなスタンダードをしっとりと味わうもヨシ、フレージングやペダルの踏み方などで畑の違いを楽しむもヨシ。なかでもハーモニーがせわしなく交差する(3)が圧巻。
ドルチェ・ヴィータ 甘やかな時間 〜The Best of EJT〜ドルチェ・ヴィータ 甘やかな時間 〜The Best of EJT〜
発売元
株式会社ポニーキャニオン日本で絶大な人気を誇るオランダのジャズ・トリオがリリースした14枚のアルバムから、ヨーロッパの微風を運んでくる珠玉の名作をピップアップしたゴージャスなコンピ。透明感のある美しいピアノの調べと、心地よいスウィング感が優雅なひと時を約束する。
サヴォイでストンプサヴォイでストンプ
ジェイムス・ウィリアムスとイリノイ・ジャケーに捧げたM&Iの第2弾。粒の揃ったビートが心地よいナッシュ、パーカッシヴなヴァイブのネルソンとのトリオだけに両者が引き立つ。(10)はウィリアムスからトミー・フラナガンへの贈呈曲で、フラナガンの録音時ナッシュがドラマーを務めた。