2005年5月18日発売
お母さんと赤ちゃんの日常生活を彩ってくれる音楽シリーズ・アルバム。おなじみの童謡から遊び唄を集めた作品、子守唄を集めた作品、そしてBGMに流しておきたい作品の3アイテム。
千春ファンなら、そのタイトルからベスト盤の10弾目とわかるはず。2002年から2004年までの作品が収録されているが、目玉は『銭形平次』の主題歌の(9)だろうか。近年、時代劇に不似合いの作品が目に付くが、この曲には番組にふさわしい“心”が感じられる。
ひとと音楽の関わりにおいて、一つの理想として語られる“器として在る”こと。それを体現するひとり、大江光の音楽は、多くを語らず、しかし沈黙もせず、あるがままに存在し続けている。彼に関わる者の慈しみによって、再びひとに届けられた、美しい記録。
翔の復帰により本格的に活動を再開した彼らが、自分たちの歩みを3枚のベスト盤で振り返った。初期の大ヒット曲は『Vol.1』の(6)〜(11)に集中していて、これが今聴いても本当に素晴らしい。ロックンロールの定型にヤンキー文化を背景にした安っぽくもロマンティックな日本語詞を乗せ、しかもヒットさせたという功績は不滅のものだ。80年代から21世紀まで一貫した姿勢でバラエティ豊かな作品を贈り続けてきたという事実にも頭が下がる。ただ、曲目解説や歴史を振り返る証言とか、ちょっと付けてほしかった。
80年に「横須賀BABY」でデビュー、「ツッパリ High Scool Rock'n Roll」のブレイクで一躍時代の存在となった横浜銀蝿。彼らの歴史を体感できる、デビュー25周年を記念した3枚同時発売のベストアルバム。
80年に「横須賀BABY」でデビュー、「ツッパリ High Scool Rock'n Roll」のブレイクで一躍時代の存在となった横浜銀蝿。彼らの歴史を体感できる、デビュー25周年を記念した3枚同時発売のベストアルバム。
メジャー・セカンド・シングル。独特の個性をもった女性シンガー・ソングライターで、(1)はアコースティック・ジャズ的な演奏をバックに、色気と憂いを漂わせるけだるいヴォーカルを聴かせている。昭和歌謡に近いが、そこにとどまらない多様な可能性を秘めた人だ。
「少年」は、その昔まだ少年、少女だった頃の恋を懐かしむミディアム・ナンバー。「海の恋唄」は山崎ハコの作詞・作曲だが、海の男と女を歌った唄で、彼女の手にかかると立派な演歌。コブシも回り、ドスのきいた強い歌だ。
スマッシュ・ヒットを飛ばし続けるゴーイング〜から、またも届いた軽快ポップ・チューン。無駄なくシンプルで献身的な演奏はさすが。過去と今をしっかりと受け止め、再び歩き出すさまを綴った雨のち晴れソングは、ハートの奥に響く。(2)は哀愁残る切ないナンバー。
個性ポップ・シンガー、dorlisが2003年10月にリリースした、インディーズ3rdシングル。アコーディオンでcobaが参加している。ライヴではいつも盛り上がる人気曲の嬉しい再リリースだ。
個性ポップ・シンガー、dorlisが2004年2月にリリースした、インディーズ1stアルバム。記念すべき1stシングル「ひとりごとみたいにアイシテタ」など、インディーズ時代の代表曲をすべて収録。
「innocent starter」に続く2005年初シングル。タイトル曲は話題のアニメ『バジリスク〜甲賀忍法帖』のエンディング・テーマに決定。番組でもランダムで使用される、静と動を表わした2曲を収録。
表題曲は、KICK THE CAN CREWのLITTLEがトータス松本をゲストに迎えた、パワフルでちょっと切ないラブ・ソング。トータスのマイク・パフォーマンスとLITTLEの突っ込みに苦笑いしながら楽しめます。「聖者が街にやってくる」のリミックスも収録。
コアなヒップホップ、R&Bの歌い手としては知られた存在だったものの、映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌となった前作「Crayon Beats」のヒットで完全に一皮むけた。ジャンル無用のドラマティックな純バラードを、大らかに歌う姿に深い愛があふれる。