2005年6月発売
東京ノクターン東京ノクターン
デビュー20周年の記念アルバム。20年経ってもSIONはSION、絞り出すような声で、ぽつぽつと歌うその世界は変わらない。そのヴォーカル・スタイル自体が後ろ向きなものを感じさせるが実はそうでもなく、彼なりのポジティヴさが歌い込まれている。
ビッグ・ビート・マインド!!ビッグ・ビート・マインド!!
ロックンロールを突き詰めるということは、果たして進化か退化か。そんなんどっちでも同じやんと納得させる、迷いゼロのグレイト・ロック・ナンバーが25曲! チャック・ベリー・スタイルも60's風R&Bもガレージ・パンクも、余裕でこなす大人の遊びだ。
たまには自分を褒めてやろうたまには自分を褒めてやろう
SIONのデビュー20周年シングル。作詞/作曲は彼自身だが、ゲストとして彼を敬愛する福山雅治をアレンジャーとして迎えている。福山は、控えめにヴォーカルにも加わっている。20周年だから特別に、というのではなくいつものSIONなのがいいところ。
ル・モンd・ドゥ・ディーモンル・モンd・ドゥ・ディーモン
“地球デビュー20周年”を記念して編纂されたベスト・アルバム。聖飢魔II以外にも多彩な活動を展開してきた人物だが、それらを総覧できる内容がいい。ロックのフィールドに収まりきれない資質がよくわかる。実力派ゆえの実験精神の旺盛さがポイントだ。
DreamlandDreamland
前作「サンライズ」で活動4年目にして大ブレイクした、女性ラッパー+女性シンガーによるユニットの9枚目のシングル。コカ・コーラのCMに使われていることもあって、本作も大ヒットを記録した。カッコよさと明るさと前向きさにあふれている。