2005年6月発売
ダンスホール・レゲエ・シーンで活躍中のMIGHTY JAM ROCKによる既発売のアルバム『BRAND NEW STYLE Hi-Fi』のプロローグ的なミニ・アルバム。全4曲とそのヴォイスレスの8曲を収録。暴力的なハードなチューンにエンジン全開というアチチな作品。
約6年ぶりのアルバム。ニューウェイヴやハウス、テクノなどを中心に、これまでよりもダンス・オリエンテッドな音作りでありつつ、センチメンタルなメロディとリリカルなムードでポップスとしてまとめてしまう力量はさすが。独自性はさらに増した傑作。★
89年に柳家さん喬に入門し、99年にはNHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞、翌年には真打に昇進した柳家喬太郎。若者言葉を巧みに取り入れ、聴きやすい話芸で若者にも人気の彼の十八番「夜の慣用句」を収録。
しっとりとした抒情歌だった前作「あずさ川」に続く、島津悦子のシングル。本作ではデビュー18年目にして初の夫婦唄に挑戦。おだやかで深みのある情緒あふれる楽曲で、さらに円熟味の増した歌唱が楽しめる。
60年代から70年代にかけ、チープな機材で宅録した異色作で“キング・オブ・テクノ”と称されるブルース・ハーク、74年作品のCD化。現代エレクトロニカのルーツとも言えるモンドな音作りと、ファンクにも接近したラップ原点のMCは、BECKも絶賛。
ブルース・ハークとエスター・ネルソンが設立したDIMENSION 5レーベルからの再発シリーズ。オリジナルは76年。チープな楽器をバックに物語を聞かせるユニークな作品。ドビュッシーのような美しい曲もあってハッとさせられる。
60年代から自主制作で活動していた電子音楽家ブルース・ハークが当時13歳の男の子、エド・ハーヴェイをヴォーカルに迎えて制作したブラッキーなエレクトロ・ポップ(81年発表)。子供向けの内容なのにやたらとシニカルなのにニヤリ。