2005年6月発売
シンガー・ソングライター、大久保海太の移籍第1弾、5年ぶりのフル・アルバム。耳馴染みの良いメロディと、ポジティヴで真摯な歌詞、力強い歌声が聴ける。ロック・チューンのバンド・サウンドからしみじみとした弾き語りまで楽しめる。
ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションという3人で、室内楽はもちろん、オペラやオーケストラ曲までも演奏してしまう、脅威の三重奏団による「椿姫」。3人とは思えない華麗な舞台が眼前に広がる。
制作・出演
サム・ヤエル / ジェフ・バラード / ジョシュア・レッドマン / ジョシュア・レッドマン・エラスティック・バンド / ステフォン・ハリス / ピーター・バーンスタイン / フリー / ブライアン・ブレイドレイ・チャールズの伝記映画『Ray/レイ』のサントラ盤と対をなすベスト・アルバム。レイの全盛期、白人層の人気を得ると、黒人層が反発するのが普通だったが、レイだけがなぜ根強く黒人層に支持されたR&Bシンガーだったかが分かる選曲となっている。
小気味よい音だねぇ〜。普段はヘヴィなロックは聴かないオイラも思わず胸が熱くなる勢いとキャッチーなリフだ。まー新しさはどこにもないと言っていいが、むしろそこに俺たちがやりたいロックがハッキリと伝わってきて気持ちいい。ガンバレよ!
1年半ぶりの8枚目はちょっとポップな5分程度の曲も挟みつつ、ラストのタイトル・チューン(8)24分で締めくくる力作。その(8)の冒頭がピンク・フロイドの「クレイジー・ダイアモンド」で中盤はジェネシス風と、プログレ・ファンをけっこうニヤニヤとさせてくれる。
UKのニューウェイヴ・リヴァイヴァル・ムーヴメントを牽引するザ・フューチャーヘッズの2ndアルバム。2006年UKロックのマスターピースともいえる大注目盤だ。
一瞬、テクノ系か? と見まがうジャケだが、音はジャズの過去と現在を映し出す内容。オーネットの3曲(2)(4)(6)をある意味で古典の現代的解釈と捉える一方で、実質的なリーダーであるレッドマンのペンによる(5)は、展開と起伏に富んだ、非常に同時代感あふれるナンバー。