2005年7月20日発売
17回忌にあたる2005年に発表された、追悼企画作品のひとつ。1955〜1966年にかけて発表された、ジャズ・スタンダード歌唱(SPライヴ音源は除く)の完全収録をうたった2枚組アルバム。
関西のお笑いを中心にバラエティ全盛の近年。そんな関西に負けず劣らずの昭和東京漫才を収めたアルバム全5シリーズ。桂子・芳江。てんや・わんや、Wけんじなど、東京ならではのシュールなシャレとリズムの世界を聴くことが出来る。
7年ぶりのリリースが決定したアルバムに先行して発表された痛快なシングル。サザンらしいユーモアたっぷりの歌詞に、今回はオキナワンなテイストもカップリングに追加。さらに横浜所縁の名曲「ブルーライトヨコハマ」「リンゴ追分」を軽快にかつ熱唱カヴァー。★
夜のお菓子、お土産でも有名な浜名湖名産「うなぎパイ」(春華堂)のCMソング。小椋佳が作詞を担当したこの曲、シンプルながら耳に残るポップ楽曲だ。別ヴァージョンでは姉妹ユニットのアルザも参加。
バンド・ムービー『リンダ リンダ リンダ』の主演女子高生役4人による劇中バンドがCDデビュー。ブルーハーツのカヴァーはもちろん、白井良明、トライセラトップス、THE イナズマ戦隊が手がけたかわいいガレージ・ロックが聴ける。
メジャーに進出したシンガー・ソングルポライター(!?)による、インディーズ時代の話題作。ショート・ドラマを挟み込みつつ、粒ぞろいで骨っぽいサウンドが展開される……が、詞には性転換から退廃傾向の男女関係まで現代が辛らつに切り取られている。おもしろい!★
デビュー20周年を機に、自ら選曲したベスト。16年にわたる録音からのセレクション傾向は、彼が一貫して抒情的な表現を重要視していることを伺わせる。近年の自信あふれる歌唱はもちろん、初期の日本歌曲における繊細な歌の瑞々しさに強く魅せられるだろう。