2005年7月発売
黒沢健一と萩原健太によるアコースティック・カヴァー・ユニットの2ndアルバム。今作から曾我泰久と高田みち子が歌で加わり、表現の幅を広げている。圧倒的なコーラス・ワークが聴きどころだ。
有馬礼子が、ライフワークとして取り組んでいる“沖縄”をテーマとした2作品を収録。オーケストラの古典的な響きと沖縄音楽とを融合させた、有馬の常々言う、分かりやすさと的確な表現を体現させた作品。
1961年に作曲した、東洋の民族楽器で構成したオーケストラと合唱を使った、序曲と6楽章からなる「西遊記」の物語を表現した作品。これは68年に発売したLPの、没後10年を記念しての初CD化。
元SEX MACHINEGUNSのNOISYとHIMAWARIらによるトリオ・バンド、DUSTAR-3の通算4作目となるミニ・アルバム。アクのある歌声は賛否分かれるだろうが、楽曲自体はフックあるメロディとテクニカルなギター・プレイが満載。アメリカンなノリも楽しい。
五木ひろしに提供した(10)などのセルフ・カヴァーのほか、オリジナル曲を愛内里菜とデュエットした(2)など多彩なナンバーを収録したソロ2作目。出色はビリー・ジョエルの曲を英語で歌った(5)、山口百恵の(7)などの名曲のカヴァー。艶っぽいヴォーカルが際立つ出来。
1970〜80年代にカセットで聴いた想い出の名曲がいま蘇る。夏をテーマに、前半をロック、AORを中心としたDAY SIDE、後半をバラード、R&Bを中心としたNIGHT SIDEで構成した、オトナのドライブ・アルバム決定版。
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』あたりの活動から、どこかご隠居の道楽感を滲ませていたライ・クーダーだが、どっこい、まだ枯れてなかった。40年代にLAから消された街の物語を、盟友たちと綴る一大音楽絵巻。曲ごとに景色が変わる。
ストレートなメッセージを叩きつける、ヘタレ無用のニュー・カマー、話題騒然の3ピース・バンド、ザ・サブウェイズのデビュー・アルバム。ハードでメロディック、かつノリノリなサウンドは必聴だ。
2004年10月にリリース、ソカ・シーンを賑わせたアルバム。リム・キムを迎えてリメイクした「ドゥ・ザ・ダム・シング」や、激甘チューン「テンプテッド・トゥ・タッチ」をレゲトン仕様に仕上げたミックス曲を加えたUS最強版。
柳楽優弥主演のヒット映画の坂本龍一によるサントラ・アルバム。彼らしいピアノ・ソロによるトラックも多いのだが、実はサントラでこそ実験や冒険をするヒト。この作品では、アジアを舞台とする映像に、あえてケルティックな響きを持つ音楽をぶつけている。