2005年7月発売
“ショパン・プラス”とも評された強靭な表現力で迫るアラウのショパン。勢いのある年齢(50代)の演奏で、唯一のエチュード全曲録音。自らエッセイを著すほどに精神分析にも精通したアラウの作品分析も強く主張される。耳慣れた音楽越しに見えるショパンの実像か。
パークニングの代表的な録音。細部の彫琢が素晴らしく、流れも損なってはいない。録音のためと思うが、ギターの響きが野太く、洗練さには若干欠けるが、スケール感はよく出ている。ウォルトンは、原曲の独奏版とオーケストラ編曲版を合体させたもので、これは面白い。
制作・出演
J.S.バッハ / アラン・フォーゲル / クリストファー・パークニング / スーザン・グリーンバーグ / ダグラス・デイヴィス / デイヴィッド・ショスタック / ポール・シュアー / ロサンゼルス室内管弦楽団発売元
ユニバーサルミュージックピーター・ハミルを中心とするイギリスのプログレ・バンド1970年発表の再デビュー・アルバム。クラシカルなオルガンとホーンの織り成す独特のサウンドが印象的。この頃からすでに歌詞は高度な内容だった。
ウリ・ジョン・ロート(元スコーピオンズ)を兄に持つジーノ・ロートが結成したバンドの、伝説的デビュー作。彼の圧倒的に美しいギター・プレイを堪能できる。名曲「ラヴ・ウィル・リヴ」を収録。86年発表。
そのまんまなタイトルからしてパーティ・アンセムを体現しているアルバムには、ヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)やクリス・ぺプラーらがゲスト参加。高揚加速装置としてのハウス・ビートは、ロックやキャッチーなポップと手を結びながら挑発の手を緩めない。
ムード歌謡ブーム再来の旗手、アローナイツのデビュー30周年記念作品。従来の魅力を踏襲しながら、すぎもとBANDのバッキングにより、シンプルな中にも芯の太いムード歌謡に仕上がっている。
芸能生活50周年を記念してコンサート・ツアーを行なっている小林旭。1958〜1964年まで50作品にも及ぶシングルの中からセレクトしたコンプリート・アルバム。CD化されていなかったナンバーも収録。