2005年8月24日発売
1964年2月に行なわれたNYのフィルハーモニック・ホールでのライヴ盤。同じステージを収録した『フォア&モア』が“動”、本作が“静”と言われるように、落ち着いたナンバーを中心に収録。人気の高いライヴ盤のひとつ。
60年代のマイルス、スタジオ4部作の1番目にあたり、共演者の創造性あふれる音がマイルスを引き立たせた名盤。アブストラクトな雰囲気の演奏から、ジャズからの脱皮への模索すら感じさせる。
1964年9月のベルリンでのライヴを収めたアルバム。ジョージ・コールマンとサム・リヴァースを経てついにショーターが参加した黄金クインテットによる名演。彼が参加することでバンドにダイナミズムが生まれた。
1964年7月に行なわれた、東京は厚生年金会館でのライヴ盤。アヴァンギャルド系サックス奏者サム・リヴァースのアグレッシヴなプレイが、本作の前後のテナー奏者とまったく異なり、ゆえにバンド全体もシフトしている点が特徴的だ。
1964年2月録音のライヴ盤。同じステージを収録した『マイ・ファニー〜』が落ち着いた曲中心であるのに対し、本作は「ソー・ホワット」や「フォア」といった往年の代表曲から「ジョシュア」や「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン」などの新曲まで、ファスト・ジャズを中心に収録。
『セブン・ステップス〜』の直後のライヴ盤。新生強力リズム隊のエネルギッシュなプレイとマイルスのフリー・ブローウィングがかったソロが聴きどころ。この頃からライヴ盤リリース・ラッシュが始まった。
上方落語協会の会長を務めていた五代目桂文枝のシリーズ3枚は、50代になったばかりの脂のノッた時代(小文枝時代)の名品揃いだ。[1]の「軽業講釈」は、上方落語の大きな特色である下座囃子(拍子木、鳴り物)が、もともと客の気を引くアイテムであったとの講釈から始まる陽気な噺。[2]の「舟弁慶」は、故橘ノ円都師が常々「小文枝のが一番ええな」と褒めていたもので、夫婦喧嘩が「舟弁慶」のパロディに発展するなど遊び心にあふれている。[3]の「天神山」は、狐と結婚した男のにぎやかな人情噺。
“はんなり”と形容された文枝の芸風が堪能できる、廊噺と歌舞伎風の噺をカップリング。80年4月25日の京都文化芸術会館での独演会ライヴの模様を収録。いずれも文枝の十八番だ。
ちょっぴり怪異な歌舞伎風噺とアウトドア版茶屋遊びの冒険談の2席。80年7月24日、東京・三百人劇場での独演会ライヴの模様を収録。上方落語の重鎮・文枝ならではの味わいが堪能できる。
制作・出演
ジェリー・マリガン / ジョン・コルトレーン / ズート・シムズ / セロニアス・モンク / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース / マイルス・デイヴィス / レッド・ガーランド55年6、8、9月に分けて録音されたマイルスの名作のリマスター盤と、翌年2月同メンバーによるライヴ録音との2枚組。ニューポート・ジャズ・フェスでの演奏を収録している。“最高のクインテット”と賞されたバンドの貴重な未発表ライヴ音源。
見事全英1位に輝いたアルバム『Don't Believe The Truth』からの2ndシングル。「ライラ」同様、ノエル・ギャラガーのペンになる名曲だ。そして当然のことながら、B面曲も要チェック。