2006年10月25日発売
ヴァンデルローストが自作を指揮。イスラエルやロシアの舞曲風の作品や、アイオワやケベックにちなんだ曲など、さまざまな民族や都市を題材とする一方、(5)ではサン=サーンスの「オルガン」交響曲のテーマを使用する。大阪市音楽団の見通しの良い演奏が好印象。
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、ハンマーフォールの通算6枚目となるアルバム。キャッチーなメロディが光るドラマティックな楽曲が並び、新世代のピュア・メタル・サウンドの王道を極めている。
フィンランド出身のバンド“エターナル・ティアーズ・オブ・ソロウ”の再結成第1弾アルバム(通算5枚目)。哀感をたたえたメロディック・デス・サウンドは、本作でも健在。復活を待ちわびていたファンを、大いに満足させる作品に仕上がっている。
20年の活動歴を誇るパワー・メタル・バンド、ヴィシャス・ルーマーズの約5年ぶりとなるアルバム。元ナイト・レンジャーのブラッド・ギルスもゲスト参加し、ギターに焦点を当てた激しくも熱いメタルをとどろかせる。重鎮らしい質の高い仕上がりでもある。
カナダ出身のデヴィン・タウンゼンド率いるヘヴィ・メタル・バンドのアルバム(移籍第1弾の5枚目)。とにかく全編、相当体力が必要と思われる激しい演奏に圧倒されるが、とはいえ、超超超超超過激から超がひとつ取れたような変化もわずかにあるようで興味深い。
元レッド・クロスのブライアン・レイツェルと元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナー&ロジャー・マニングによる新バンド。いかにもなパワー・ポップ節(4)(6)もあるが、基本はキラキラのエレ・ポップ(!)。超ロマンティックで超ポップ。悪くないよ、ほんと。★
TBS系で放送のアニメ作品の主題歌シングル。アニメ『うたわれるもの』のオープニングでもおなじみのSuaraによるナンバーが楽しめる。独特のハスキーな声が印象的だ。
『月刊ヤングガンガン』連載、2006年秋にTVアニメ化された人気作品の主題歌シングル。アキバ系ポップ・ユニット“MOSAIC.WAV”によるハイテンションなポップ・チューンが楽しめる。