2006年12月13日発売
気がつけば彼らもデビュー10周年。オシャレでハッピー、せつないほどに甘くてグルーヴィなポップ&ソウルを追求してきた西寺郷太と仲間たちの軌跡を、選曲家・橋本徹が厳選した決定版ベストがこれ。時代を超えた美しいメロディがぎっしり詰まってます。
千葉県白子出身のシンガー・ソングライターのセカンド・ミニ。ふんわりと包み込むような大らかな雰囲気と一本筋の通ったハンサムなヴォーカル、ココロに染み入る珠玉のポップス集となった。メロディからフレーズから伝わる、飾らない丁寧なスタンスがなんとも気持ち良い!
松田聖子は名曲が多いが、超豪華アーティストがトリビュート。(2)のCoccoが意外にも聖子そっくりだし、THE WHOなアレンジが笑えるPUFFYの(4)、作詞作曲の尾崎亜美が歌ってしまった(7)と興味津々の内容だが、いちばんの驚きはライバルと言われた(9)の中森明菜!
映画『7月24日通りのクリスマス』の主題歌となった(2)をはじめ、TBS系アニメ『BLOOD+』のエンディング・テーマの(5)などタイアップ曲3曲を含む全12曲。ミディアムからスローまでバラードのイメージが強いKだが、冒頭の(1)など跳ねた曲の表現力も秀逸だ。
シリーズ第5弾は、2003年〜2006年発表の作品から。少女性と誠実さを失わない彼女そのもののような曲ばかりで、あみん時代のパートナー参加曲、さだまさし作詞の「銀色の少女」など、特別な時間もちゃんとスナップ。ブックレットも全曲本人のライナー付き、素敵な写真満載で良。
日本最高ともいわれる圧倒的な吹奏楽の機動性を誇るオケ、シエナ・ウインドを金聖響がドライヴ。20〜21世紀にかけての映画音楽作家として、まさに頂点に君臨するジョン・ウィリアムズ。その圧倒的な迫力と華麗なサウンドとを最高の演奏で楽しめる一枚だ。