2006年12月6日発売
名字は“さごい”と読む、滋賀県出身の女性シンガー・ソングライターの、デビュー・フル・アルバム。日常のドラマを、飾ることなくストレートに描く曲の積み重ねによって、彼女の魅力が伝わってくる。そういった意味ではアルバム型のアーティストだ。
名古屋出身のスキンヘッド・バンド、STRONG STYLEの2ndシングル。メジャー・コードを大胆に採り入れたタイトル曲「咆哮〜うた〜」や、約7分のバラード「遠すぎる日々」などを収録。男気あふれる歌詞にも注目だ。
男性4人組のポスト・ロック・バンドのEP。1年3ヵ月ぶりのリリースとなった本作は、プロデューサーにクラムボンのミトを迎え彼ら自身のレーベルからのリリースとなった。濁音と静謐が同時に混在するサウンドが魅力。初回限定で凝った特殊パッケージを採用。
アルバム・タイトルどおり、いきなりソウルフルなナンバーが始まる岡本真夜のアルバム。続く(2)はビートルズ・テイストあふれる強力なポップ・チューン。(5)もビートルズ系。(8)はファンキーでスピード感にあふれた一曲。そして(9)(10)でしっとりしめくくる。これは名人芸の域。
“アムステルダムのローリン・ヒル”と絶賛されるフィメール・ラッパー、ラ・メロディアのデビュー・アルバム。ジャネット・ジャクソンの大ヒット曲「Got'Til It's Gone」のカヴァーなどを収録する。
賛美歌というものを耳にしたことがあるだろうか。純粋な音楽としての優しさに加え、そこには歌い手の胸のうちにある清々しい想いが他に類のないエッセンスとして息づく。クラシカル・クロスオーヴァーに姿を借りたカノンの歌に感じられるのもそんな気分だ。
現代を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニストの一人であるヴォロドスがリスト作品集を録音した。楽器を極限的に鳴らす低音の重厚感や左手の強靭さに驚かされるが、弱音での息をのむような音色の美しさにもヴォロドスの非凡な才能が感じられる。