2006年2月22日発売
21世紀に入ってからも、きわめて質の高いアルバムを出している山下の久しぶりの録音。どんな小品といえども、作品の持つ美しさと魅力を徹底的に引き出す山下の演奏は、多くの音楽ファンを魅了するだろう。
文学的&カルト的な歌詞と、初期のブラッス・サバスを思わせるヘヴィ・ロックで独自の世界を構築している人間椅子の通算13作目。古典的な言い回し、演劇的&おどろおどろしいヴォーカル、卓抜した演奏力は健在。時代に媚びず変わらない良さがここにある。★
ソウルフルなリズムと、美しいメロディでクオリティの高いポップスを作り上げてきたNONA REEVESの、9枚目となるオリジナル・アルバム。タイトルのアイディアは彼らが敬愛するアイズレー・ブラザーズの名盤『3+3』から。先行シングル「ラヴ・アライヴ」ほか、珠玉のメロディが揃っている。
結成25周年を迎えたラウドネスの二井原(vo)、17年ぶりのソロ作。ブラック・サバス、DIOのヴィニー・アピス(ds)、ドッケン、DIOのジェフ・ピルソン(b)らを迎え、ポップなハード・ロック、ファンクなど、ソロ作ならではの多彩なアレンジで新たな魅力を発揮した力作。
独自のポップ感と、リスペクトしているブラジリアン・ミュージックを融合させた、軽快で深みのあるサウンドを確立させてきた男女ユニット、beretの、レーベルの枠を越え編纂されたベスト・アルバム。
1stシングル「I WILL GET YOUR KISS」から「セルの恋」までの全シングルのほか、ファンから根強い人気のある新旧15曲を収録したベスト・アルバム。
ポーランドの若き怪物ディキャピテイテッドが、通算5作目にして日本進出。獰猛にブルータルに攻めまくる怒涛のデス・メタル・サウンドが聴く者の五感すべてに響く、エクストリーム・メタルの決定版。
TERROR2000のエリク・ティセリウスが在籍するスウェーデンのデスラッシャー、コンストラクデッドの3rdアルバム。ヴォーカル交替でさらに勢いとアグレッションを撒き散らす、ハイ・エナジー全開の1枚。
西アフリカ出身の黒人ギタリスト。ハービー・ハンコックが白羽の矢を立てたことで注目の存在となった。ギターをメロディ、ハーモニーのほかにパーカッシヴなサウンドを叩き出す楽器として使用。その楽曲からはあらゆるジャンルの音楽の片鱗が窺える。
ブラジルを代表するサックス奏者が、ボサ・ノヴァをはじめとする多種多様なブラジル音楽の要素とジャズ、ラウンジ・ミュージックなどをブレンドして生み出した洒脱でダンサブルな快作。リズムもメロディも魅力的で、遊び心もいっぱい。豪華なゲストが華添える。★
1940年代に現れたときはまだ少女だった天才ジャズ・ピアニスト、バーバラ・キャロルが、現在のレギュラー・トリオでレコーディングした最高傑作。アメリカン・スタンダードが新たな魅力で甦る。