音楽むすび | 2006年2月発売

アコーディオン入り4人編成のロック・バンドによるシングル。演奏やヴォーカルには粗削りなところもあるが、テンション・コードがオシャレな(1)、ジャズとハード・ロックと歌謡曲が混ざり合ったような(2)、叙情的な(3)と、あの手この手で攻めてくる曲者だ。

『ガンダム』『仙界伝封神演義』の記憶がまだまだ残るなか、米倉千尋もすでにデビューから10年になった。ラジオのパーソナリティなどでも親しいその語り口調そのままのような、力強さと優しさを感じさせるカラフルで肌触りのいいヴォーカル・アルバムだ。

躍進めざましいロック・バンドのフル・アルバム。ダークな色を発しながらも、メロウ&ヘヴィだったり、ハードに畳み掛けたり、はたまたキャッチーにもなる多彩なサウンド・ワーク。斬新な音楽性は異彩であるが潔く、リスナーに新鮮な衝撃を植え付ける。

ベスト盤。ヘヴィ・メタル・バンドとして独自のポジションを築いてきた軌跡がよくわかる作りだし、キャッチーなフックと鮮やかな女性ヴォーカルの魅力もいっぱいだ。歌詞はもちろんのことバンドの情報が猛烈に詰まったブックレット付きでこの値段は快哉。

ニュージーランドではすでに2枚のアルバムを発表し、16歳でここに世界進出を果たす。どこまでも澄んだ歌声が魅力の癒し系の一枚で、クラシックからケイト・ブッシュまでをカヴァー。日本では(15)と(8)がTVドラマでおなじみだ。ジョージ・マーティンが参加。

キュートな美女によるクロスオーヴァー・ストリング・カルテットの3rdアルバム。壮大なサウンドで聴かせる「エクスプローシヴ」などオリジナル曲をはじめ、クラシック曲をベースにしたトラックも多数収録。魅力満載の1枚だ。