2006年4月19日発売
日本を代表する若手ジャズ・ギタリストへと成長した小沼ようすけの5thアルバム。パーソナル感をテーマに、アコースティック色濃い演奏を聴かせてくれる。小曽根真との共演曲も聴きものだ。
オールマン・ブラザーズ・バンドのブッチ・トラックス(ds)の甥っ子にして、オールマンズの現スライド・ギター奏者を中心とするブルース・バンドのサード。ファンキーだったりジャジィだったりする曲調の中、26歳とは思えないシブいプレイを聴かせる。
2005年『ソングス・フォー・シルヴァーマン』の姉妹編としてオンラインでリリースされたアルバム。未発表ライヴを中心にジングル(9)などを収録。ジャケットも強烈だけど、ファンが大喜びしているエンタテインメント性たっぷりのピアノと歌はやはり最高だ。
岸谷香の復活第2弾シングルは、アニメ映画『アイスエイジ2』のテーマ曲。母親でもある岸谷香が、子供の未来を憂いながらも優しく語りかける、暖かくもダンサブルなポップ・チューンだ。
夏が近づいてくると、この手のアルバムが1枚は欲しくなる。アコギのインスト・デュオでサウンド指向は南の楽園系。写真でいえば三好和義の楽園系のオンパレード。潮風の心憎いSE。冷えたビールとさんご礁の海が似合う。勤労意欲を失う困りものの作品!★
メロコア、エモ、パワー・ポップ、スカ、レゲエからクラブ系ダンス・チューンまで、幅広い音楽要素をガッツリとぶち込んだバンド・アンサンブルが楽しいセカンド・アルバム。3ピースのギター・ロック・バンドという枠を大きく超えた、きわめて自由度の高い作品だ。
男女7人の歌手がユニゾンで歌うユニットの1stアルバム。楽曲はすべて橋本ひろしの作詞作曲によるもので、社会的メッセージが強く、かつ娯楽性の高い作品ばかりが収められている。
LAのヒップホップ・トリオ、FRESH AIRのファースト・アルバム。ジャジィなバック・トラックや流れるようなリリックがインテリジェンスを感じさせる。この知的な感じと、どこか人懐っこい感じがデ・ラ・ソウルを思い出させる。とってもクール。
医師でもあり、院内コンサートで患者に安らぎと感動を与え続けてきている上杉の、その院内コンサートから生まれたアルバム。強烈な個性を前面に出すわけではないが、単なるイージー・リスニング的な演奏にも終わらない。美しさと音楽の喜びを内包した演奏だ。
テレビの『音楽戦士』や『恋愛部活』でその歌声はもう御存知か?! 現役女子大生19歳のJ-POPシンガーのデビュー・シングル。ブラック・ミュージックのグルーヴに乗り等身大の自作歌詞を歌う(1)(2)。ジェイド・アンダーソンのカヴァー(3)ではややしっとりとした歌唱も披露。
ザ・ハッスルズ、アッティラと不遇のバンド時代を経て、ロサンゼルスでレコーディングされた1971年のソロ・デビュー・アルバム。ブレイク前の22歳のビリーの素朴で初々しい歌声が楽しめる。
初のヒット・ナンバー「ピアノマン」を生んだ1973年の2ndアルバム。初めてゴールド・ディスクを獲得し、ビリー・ジョエルの輝かしいソロ・キャリアの第一歩となった記念碑的なアルバムだ。
初めてホームタウンのNYで録音された1976年の4thアルバム。NYへの愛情、郷愁を感じさせる「ニューヨークの想い」「さよならハリウッド」などの名曲を含む、ビリー自身お気に入りの名盤。
前作の大成功に引き続き、「オネスティ」「マイ・ライフ」「ビッグ・ショット」などのヒットを連発した1978年の6thアルバム。ジャズの要素をアルバム作りに持ち込んでいるのも魅力だ。