2006年7月19日発売
恩師の故猪俣公章作品14曲で構成。初期の猪俣メロディから坂本冬美自身が選曲し、ヴォーカルのみを録りなおしたセルフ・カヴァー・アルバム。タイトル曲(14)は、都はるみの「北旅情」と同一のメロディであることが発売後に判明。本アルバムはこれを受けて回収扱いとなっている。
ビートルズ来日を機に形を現したグループ・サウンズ、その誕生から40周年を記念してのコンピレーション盤。ある世代なら口ずさめる曲ばかりの中に、ザ・ヒューストンズのレアな曲も含まれている。新世代の作家陣がGSとともに登場しているのに気づく。
発売元
ユニバーサルミュージック「クラシックな一日」シリーズに登場は、トリノ・オリンピックで、荒川静香選手が使用した「トゥーランドット」の作曲家プッチーニ。オペラのアリアはもちろん、珍しい宗教曲まで、1日どっぷりプッチーニ漬け。
人気コンピ“ベスト100”シリーズのジャズ・ピアノ編。ビル・エヴァンスやバド・パウエルといった大御所からゴンサロ・ルバルカバや松永貴志などの若手までを網羅。スタンダード曲が多いので初心者でも聴きやすい。
サーフ〜渋谷系カジュアル・ブランド“ROXY”の企画コンピ。ブランドの持つイメージを想起させる“カッコかわいい”白人女性のポップ・ロックをコンパイル。夏のドライブに適したゴキゲンな1枚。
73年にミュンヘンのジャズ・クラブ、ドミシルに出演した時のライヴ録音。今回のCD化では未発表だった「星影のステラ」「サイクル・サークル」「ララバイ」の3曲(約28分)が追加されていて、その点がなんといっても一番のポイント。フリー寄りのシリアスな演奏。
89年生まれのイタリア人アルト奏者。日本デビュー作『ニューヨーク・ララバイ』も完成度が高かったが、今回はアップ・テンポの曲が多く、がむしゃらに吹く姿を聴ける点がなんといっても嬉しい。「マイ・ファニー・バレンタイン」をタンゴでやっているのが異色。
「遥かなる影」はジャズメンが採り上げることも多いバカラック作品。手馴れたように見えてもこの曲もなかなかジャズになりにくい。「アルフィー」はお馴染みの作品、題材を離れたソロ・パート部分では十分すぎるほどハードなのが彼らしいしたたかさ。
多くの巨匠をサポートするアルヴィンのアルバムは、ハード・バップにして、最高のブルース・アルバム。タイトルもゴキゲンな(1)がなんといっても良い。よりファンキーに仕上げたマッコイ・タイナー(3)や(2)(4)でのハード・バッパーの本領にメンバーが奮い立たぬはずがない。★
実に歌詞に共感を覚える。“家族の数だけドラマがある”とのサブ・タイトルどおり、どこの家庭にでもある情景をちょっと斜めから見つめた視点が普遍的。外連みのない素朴で淡々としたヴォーカルも妙に歌への説得力を増しているように感じられる。ジャケもドッキリ。
ジャパニーズ・レゲエ界の至宝、Home Grownの通算4枚目のフル・アルバム。メジャーからインディに至る代表的なシンガーやDJをフィーチャーし、レゲエにこだわった会心作だ。
フリー・ライヴで着実に実力をつけている月の203号室の3rdシングル。「入道雲と秘密基地」は、ライヴで評判の良い楽曲で、さらにカップリング曲の「願い」は、北陸電力CMソングだ。