2006年8月23日発売
ジャニス・シーゲルのバックで歌った経歴のあるシンガーのデビュー作で、94年から2006年までの録音を収録。透明感のある演奏に繊細な表情のヴォーカルがよく合う(5)、シャーデーをボッサでカヴァーした(8)、ビル・フリゼールと夢幻の世界を描く(11)ほか、粒揃いの好盤。★
韓国のヒップホップ/R&Bの成熟度の高さが伝わってくる作品。ユニット名の3rd.Coastは、黒人音楽の規範地であるアメリカ・イーストコースト、ウエストコーストとは別の、新たなものが作れる第三の場所という意味。日本語の歌も不自然じゃない。
2005年夏のメンバー脱退により岸田研二のソロ・ユニットとなった惑星の復活ミニ・アルバム。パンク色が交代し、メロディアスなオルタナ/グランジ色が全面にでているが、爆音ロックンロールは健在。再出発に向けての気迫が感じられる作品になっている。
平均年齢23歳の女性13名から成る大所帯ユニットの2作目。「アンパンマンのマーチ」「宇宙戦艦ヤマト」「ガッチャマンの歌」などなど、お馴染みのアニメ・ソングをスウィング・ジャズやレゲエ風にアレンジ。個々のメンバーのソロもたっぷりフィーチャーされている。みんな大好き!!アンパンマンのおもちゃは、こちら!
たまゆらレーベルからの2枚目のソロ・アルバム。ベートーヴェンは第30、31番が出ていて、新感覚のベートーヴェンとして高い評価を得た。従来のベートーヴェン観を一新する刺激的なアルバムに仕上がっている。
ヒルトン・ホテル・チェーンの経営者一族である世界のスーパー・セレブのデビュー曲。(1)はレゲエ・フレーバーのダンス・チューン。(2)は同曲のチュース&セバイオス・ステレオ・リミックス。セクシーにふるまってもどこか育ちのよさが出る、パリスならではのセレブ・ポップスだ。
比較的珍しい編成である三重奏の近現代作品が聴けるのは嬉しい。なかでもクルタークの凝縮されたスコアが神経質に陥ることなく高い精度で表現されており、この団体に捧げられたマトゥス作品とともに特にお薦めしたい。2曲の二重奏曲では、エネスコがより充実している。
イギリスのエンデリオン四重奏団によるベートーヴェン・シリーズの第3弾。オリジナルの「大フーガ」を終楽章に置き、現行の終楽章も最後に収める。ベテラン・クァルテットらしい味のある演奏だ。最新の研究に基づく楽譜を使用している。
小山田圭吾、久しぶりのシングルである。なんと5年ぶり。(2)はボーダフォンのCMでがんがん流れてたので、その“とんがりぶり”をすでに耳にしている人も多い思うが、表題曲は素朴なメロディに乗せて“We Need Music”とささやきかけるポップ・ソングだ。
90年代にクラプトンが果たしためざましい成功の原点でもある80年代の演奏を、デジタル・リマスタリング化。ライ・クーダーら最高峰ギタリストが参加した、聴き応えたっぷりの名盤だ。