2006年9月27日発売
This Is The KitことKate StablesとWhalebone Pollyとしても活動するレイチェル・ダッドのソロ・アルバム。その歌声とソングライティング、キュートなルックスがリスナーの心を捉えること確実だ。
89年頃のバンド・ブームのなか登場し、ド派手なルックスとキャッチーなサウンドで人気を博したロック・バンド、AURA。本作は解散後13年を経ても、なお高かったファンの要望に応えたベスト・アルバムだ。なんとオリジナル・メンバーでの完全リメイクという豪華盤。
78年生まれ、セザリア・エボラで知られるカボヴェルデ出身の両親を持つポルトガル人歌手。なるほど、これは逸材。アフリカ、ファド、ボサ・ノヴァ、その他の要素が溶け合った有機的なフォーキー・サウンドに、魅力的な歌声を乗せる。伸びやか、そして味わい深い。
サイコビリーの重大要素、ホラーに焦点を当てた企画盤。人気バンドによる疾走感あふれるナンバーの曲間に映画音楽と雰囲気満点のSEを挿入し、ノンストップでストーリーを描き出している。
ジャズをベースにしたサウンドにブラジリアン・リズムを取り入れたり、パリ・ミュゼットの伝統を受け継いだかのような演奏が披露されたり、変化に富んだ展開。人生の喜びや哀感を奏でる、アコーディオンの表情が豊かだ。ロマンティックなポエジーも感じる作品。
デビュー・アルバム『フォールン』が世界で1500万枚ものセールスを記録した、ロック・ディーヴァ、エイミー・リー率いるモンスター・ロック・バンド、エヴァネッセンスの2ndアルバム。本作も手ごたえ抜群の仕上がりになっている。
クラシカル・クロスオーヴァーを目指したアーティストや古今の名録音をセレクトしたコンピレーション・アルバム。声楽ファンからライト・クラシック・ファンまでが楽しめる内容になっている。
ワールド・ミュージック系5人組ジャム・バンドの1stアルバム。アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥと今日のバンド的アプローチを融合させたフューチャー・サウンドを創出。確固たるアイデンティティを感じさせる。
クラリネット奏者の大熊ワタル(亘)が、94年に結成したグループによるアグレッシヴなアンサンブルは、郷愁と摩訶不思議な愛嬌をもったコミカルさをも内包している。そんな彼らにとって初のライヴ・アルバム。変則リズムから中近東風な匂いまで発散する。
ピンク・フロイドのリーダー、デヴィッド・ギルモアのソロ第2弾(1984年発表)。フロイドの『ザ・ウォール』『鬱』『対』を手がけたボブ・エズリンとの共同プロデュース作品。