2007年1月24日発売
ピアノ弾き語りの新星トニーの『ウォント・ユー』に続くセカンド作。オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『アワ・シナトラ』を足掛かりにデビューした人だけあって、シナトラふうの粋な歌声が魅力。自作、スタンダード、プリンスの曲も。バッキー・ピザレリも好演。
ブリティッシュ・ロックの父と言われるアレクシス・コーナーのオリジナル・アルバム5作品が、紙ジャケット仕様、多数のボーナス・トラックを追加収録して登場。どの作品もUKロックに興味のある方なら聴き逃せない名作ばかりだが、なかでもシリル・デイヴィスやロング・ジョン・ボルドリーらが参加してシカゴ・ブルース直系のホットな歌と演奏を繰り広げるブルース・インコーポレイテッド、62年のデビュー・アルバム『R&Bフロム・ザ・マーキー』と、ジョン・レノンがフェイヴァリット・シンガーとして挙げるダフィ・パワーや、のちにペンタングルを結成するダニー・トンプソン(b)とテリー・コックス(ds)が参加した66年発表の激レアなアルバム『スカイ・ハイ』は、60年代のブリティッシュ・ブルース・ロック愛好家ならぜひとも聴いておきたい名盤と言えるだろう。★
一枚のアルバムで消えた数あるプログレ・バンドのなかでも、きわめて高い完成度とテクニックを持ったのが彼ら。ジェネシスやイエスの影響を受けた音作りでコアなファンを唸らせ、初心者も聴き入らせるポップな感覚も持った、真に幻の名盤と呼べる一枚(75年発表)が初CD化。
制作・出演
イアン・ディーン / サー・ジョージ・マーティン / ザ・ロンドン・セッション・オーケストラ / ジェイムス・ブレット / ニック・イングマン / ヘイリー / マウロ・マラヴァーシ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団ジャンル
ドラマ『白い巨塔』の主題歌で日本でも一躍有名になったヘイリーのベスト・アルバム。クラシックからポップスまで彼女らしい歌唱が披露され、天使のように澄んだ歌声から色艶を帯びはじめた女性の声へと変化を遂げつつあるヘイリーの成長の跡が聴ける。
デビュー20周年を記念した4枚組シングル集。レコード大賞を受賞した代表曲「無言坂」や2006年のヒット曲「最北航路」など、既発シングルとそのカップリング曲を完全収録。正統派ならではの高品位な楽曲が満載だ。