2007年10月発売
制作・出演
Chocolat's / ULTICUTUPS! / インスタント・ファンク / シルヴェッティ / ジョー・バターン / ダブル・エクスポージャー / ファースト・チョイス / ロレッタ・ハロウェイ復帰作『スロウ・ダウン・ユア・アームズ』(2005年)に続く、宗教を念頭に置いた2枚組。とはいえ、ほぼ同一の楽曲をアコースティック・スタイルとフル・バンド・スタイルの両ヴァージョンで表現したもので、各々穏やかさと内に秘めた熱さを感じさせる。
テラー・スクワッドのDJ/トラックメイカー、DJキャレドの2ndアルバム。エイコンやT.I.、リック・ロスらをフィーチャーしたシングル曲「WE TAKIN' OVER」など、ゴージャスな参加ゲストに注目だ。
現代フィリー・ソウルの象徴的ディーヴァでもある、72年生まれシンガーのHIDDEN BEACH発の通算4作目。私は私の考える奔放ソウル道を突き進むという意思と創意が横溢した、末広がりな内容を持つ。相変わらず意気軒昂、聴いてて背筋がピンとなる思いを得る。
アフリカ系アメリカ人の大学教授/社会活動家、コーネル・ウェストの思想に賛同したソウル/ヒップホップ/R&B系のアーティストによるコンピ盤。コーネル自身もポエトリー/アジテーターとして登場する。
日本デビュー20周年を迎えたドイツのベテラン・メタル・バンドの通算12作目。このところのハロウィンには勢いがある。大御所らしい安定感と、歳を感じさせない若々しいパワーが両立している。凝ったジャケットもいかしていて、彼らの自信がうかがわれる。
往年の2大音楽番組『ザ・ヒットパレード』と『シャボン玉ホリデー』の出演者によるカヴァー・ソングをまとめた2枚組コンピ。ザ・ピーナッツが歌う番組テーマ・ソングなど、懐かしい楽曲がずらりと並んでいる。
サポート・ドラムを正式メンバーに迎え、しっかりと地に足つけたセカンド・アルバムが到着。純朴なメロディ、希望のメッセージ、シンプルなロック、そして中心メンバーが奄美大島出身ということで、自然に香ってくる南国的大らかさと前向きさ。後味はスッキリさわやか。
60年代にサイケデリック・ロックの代表バンドとしてその名を今にとどめるソフト・マシーンを結成し、その後もソロ・アーティストとして活躍するケヴィン・エアーズの約15年振りの最新オリジナル・アルバムが完成!92年発表の『Still Life With Guitar』以来の久しぶりのスタジオ・アルバムとなる今作は、06〜07年に米・アリゾナ/トゥーソン、ブルックリン/NY、ロンドン、グラスゴーの4ヶ所でレコーディングされた。新作にはケヴィンに影響を受けたというティーンエイジ・ファンクラブ、レディバッグ・トランジスター、ユーロス・チャイルズ(ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ)、ニュートラル・ミルク・ホテル、ビル・ウェルズ、キャンディ・ペイン、アーキテクチャー・イン・ヘルシンキらケヴィンより下の世代のアーティストから、フィル・マンザネラ(元ロキシー・ミュージック他)、ブリジット・セント・ジョン、ロビー・マッキントッシュ(プリンテンダーズ、ポール・マッカートニー)、ヒュー・ホッパー(ソフト・マシーン、ワイルド・フラワーズ)らのベテラン勢まで幅広くユニークなゲスト陣が多数参加の話題盤!
インディ・メタル・レーベル、ニュークリア・ブラストの創立20周年記念盤第2弾。新録曲を集めたDisc1と、未発表曲などを収録したスペシャル・サンプラーのDisc2が楽しめる。
デビュー5年目となる熊木杏里の4枚目のアルバム。映画『バッテリー』の主題歌「春の風」ほか全12曲収録。透明感のあるヴォーカルが淡々としてアコースティックなサウンドに自然に溶け込み、アンニュイな気分になった心の隙間に爽やかな風を送り込んでくる。
右肩上がり急成長するビジュアル系バンド、アルバム先行リリースのシングル。「TSUBASA.」は駆け抜けるギター・サウンドと哀惜&キャッチーを併せたメロディが傷心にしみる、正統派ロック。刹那的な歌詞世界と多彩な情景を感じさせるヴォーカルが、楽曲に滋味を持たせている。
本アルバムはジョエルのデビュー作、スウェーデンでの録音である。愛がテーマのこのアルバム、ビル・エヴァンスで有名な「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」で十分な実力を示し、じっくりと聴かせるバラードや有名曲「恋に落ちた時」ではフレッシュな若さを感じさせる。歌唱力十分で今後も楽しみな歌手である。
スウェーデンのハード・ロック・バンド、プードルズの2ndアルバム。ポップネスにフォーカスしたハード・ロック・サウンドで、覚えやすくツボを突くメロディは病みつきになりそうだ。個性的なヴィジュアルもいい。