2007年12月発売
制作・出演
アップショウ / アトランタ交響楽団 / アトランタ交響楽団女声合唱団 / オズヴァルド・ゴリジョフ / ケリー・オコナー / ジェシカ・リヴェラ / スパーノ / デヴィット・ヘンリー・ウォン / ノーマン・マッケンジー / ロバート・スパーノ制作・出演
アトランタ交響楽団 / オスヴァルド・ゴリホフ / クロノス・カルテット / グインネット・ヤング・シンガーズ / スコット・テナント / ドーン・アップショウ / パブロ・ネルーダ / ルシアーナ・ソウザ / ロバート・スパーノ制作・出演
J.S.バッハ / RIAS室内合唱団員 / クヴァストホフ / ジェイムズ・ウッド / トーマス・クヴァストホフ / ベルリン・バロック・ゾリステン / ライナー・クスマウル / レシュマン制作・出演
アイアート・モレイラ / アントニオ・サンチェス / エディ・ゴメス / クリスチャン・マクブライド / ジェフ・バラード / ジャック・ディジョネット / ジョン・パティトゥッチ / チック・コリア40年以上、ジャズ界の中心、先端を歩み、幾多の名作を残したチックの、5つのトリオによる豪華ボックス。各時代のキーマンとなった奏者を5枚に配し、チックの変遷の一端を垣間みられるのは大きな魅力。[1]のジョーはJ.ヘンダーソン(sax)。この三人では初共演でジョーへの想いを込めた「ドクター・ジョー」も初出。[2]はマイルス、[3]はセロニアス・モンクへのオマージュ。[4]はB.エヴァンス(p)に捧げられ、ゴメス起用は必然。チックの美麗な無伴奏ソロにゴメスの粘っこいベースとモレイラが加わり、徐々にラテン調に移行するスリリングな「ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート」。唯一の新人起用[5]もジャズの明るい未来を予見させるもの。名リーダーほどリズムに固執し、恵まれる。チックのキャリアに多大な貢献をした奏者との本作は回顧ではない今現在〜未来の彼らの最新超大作だ。特典盤[6]には「スペイン」収録。★
トリッキーでユニークなヒップホップを届けてくれた2パックのベスト・アルバム。「カリフォルニア・ラヴ」をはじめその生きざまをテーマとした、タフなナンバーが詰め込まれている。
滑らかなメロディ・ライン、たっぷりと引き延ばしうたわれるモーツァルトは、ただひたすら美しい。古楽奏法とは無縁の、モーツァルトが書いた響きの純粋美を追求したカラヤン・ワールドだ。
最高のオーケストラの魅力を最大限に発揮し、いかに美しく響かせるか、そしてモーツァルトの持つ美の世界を、いかに引き出すことができるかに挑んだ一作。カラヤンの持てる能力を駆使して作り上げた至純の世界だ。
クリュイタンスのフランス音楽は定評のあるところだが、これは中でも代表的な録音とされるラヴェル。ラヴェルのめくるめくような色彩とリズムを、ここまで高貴に伝えた指揮者は稀である。掛け値なしの名盤。