2007年2月発売
ラジオ・ドラマとのコラボレーションが話題を呼んだミドリカワ書房の『みんなのうた』。第2弾となる本作では、劇団ひとりとコラボレーション。より加速度を増した表現世界が幕を開ける。
80年当時、最先端のカッコよさを発していたブラザーズ・ジョンソンの最大ヒット曲をカヴァーしたセカンド・シングル。日本語でという時点で腰砕けになりそうなのだが、これが悪くない。日本人は英語コンプレックスの呪縛から、やっと逃れられたのか。アレンジャーは今井了介。
スティーヴィー・ワンダーやザ・クラッシュらのいろんな海外ヒット曲をレゲエ/ダンスホール仕立てで、ノンストップで提供するもの。日本在住のジャマイカ人が仕切ったもので、ボーナス曲としてオリジナル・ラヴやTHE BOOMの日本人が歌う日本曲カヴァーも収録。
ブートレグも数多く存在していた、1973年アムステルダムでのライヴの模様を収めた作品。ラジオ音源だったものをノイズ除去して発表されたものだったが、完成度の高さはすさまじい。
キング・クリムゾンの95年と96年のライヴを収録した2枚組。DISC1では、1974年以来封印されていた「21世紀のスキッツォイド・マン」がプレイされており、記念すべき公演といえる。
ランディ・ヴァンウォーマーの未発表曲を収録したアルバムの第2弾。前作のバラード編に対し、今回は軽快な楽曲が中心。大阪と日本の思い出を綴った「大阪ライツ」などが楽しめる。
ハードコアやパンク・ロック、メタル、ホーン・セクションも加わったオリジナリティあふれるサウンドを聴かせてくれる、セレモニアル・スニップスのアルバム。激速パンク・チューンとメタル・リフの結合がインパクト大だ。
ムライジョウ率いる富山のバンド、H.の2007年2月発表のシングル。ピアノがメインのウィンター・ポップ・チューンに仕上がっている。カップリングには、入手困難な「あれはどうなった?」の新録ヴァージョンを収録。
北海道出身で東京都内を拠点に活動を続ける3ピース・バンド、ジャズネコの1stアルバム。切れ味鋭いストレートな言葉で表現された、豪快なロック・ナンバーを多数収録している。
「浜辺の歌」や「カナリヤ」で知られる成田為三のピアノ曲集という、珍しく貴重なアルバム。大正時代に作曲されたピアノ・ソナタをはじめ、高度な技巧が要求される曲を披露。彼の再評価につながる一枚だ。
ハロプロ・キッズの中で、Berryz工房のスターティング・メンバーでない7人で結成したグループのメジャー・デビュー・シングル。オリエンタルなイントロで始まり、飛び跳ねるようなキュートなメロディが続く。グループ名にある“℃”のようにティーンの情熱あふれる仕上がり。