2007年3月21日発売
元クラスターのディーター・メビウスと、元グルグルのマニ・ノイマイヤーという、ジャーマン・ロックのオリジネイターによる共演盤。ダブ的な方法論で加工・変調されたノイマイヤーのドラムをはじめ、音響の快楽を極限まで突き詰めたドープな音像に眩暈を覚える。★
電気グルーヴ在籍時の95年に発表したファースト・ソロから4作目までのソロ作からのセレクトと、アレンジ、リミックス、プロデュース音源集の2枚組編集盤。全曲リマスターされており、聴きごたえあり。初回のみ紙ボックス入り仕様。
『最後まで聴けないCD』として話題!実験では平均6分で眠りについたという脅威の快眠CD。リラックスや睡眠導入などに効果的な、葉加瀬太郎や東儀秀樹ら一流のアーティストによる癒しのナンバーが多数収録。日本睡眠学会の認定医師・遠藤拓郎が協力、説得力のある一枚だ。
心地よいほどストレートなロックを聴かせてくれる3ピース・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。編成のフットワークの良さを活かした軽快で突き抜けるようなポップ感は、迷いのない勢いがあっていい。音楽が好きで仕方のない風情漂う、若さあふれる意欲作だ。
アコースティック編成による自作品の再演という趣向自体は20年前の『ピュア・アコースティック』と変わらない。とはいえ今回は緊張感より落ち着いた歌唱が前面に。ラテン系リズムがほんのりと演奏を支える塩梅もいい。歌手としての矜持が伝わる一枚。★
細野晴臣自身が命名したタイトルによる究極のベスト盤。散開前と再生後のトラックをデジタル・リマスタリング。さらにレア音源も追加収録されている。仕様もコアなファンを唸らせるだろう仕かけが満載。
細野晴臣が選曲した『YMO GO HOME!』に続く、高橋幸宏が選曲・監修したライヴ・ベスト盤。未発表音源や選者自らの楽曲解説など、魅力的なコンテンツが満載。初の海外公演や東京ドームでの音源が楽しめる。
モーニング娘。の通算8作目となるオリジナル・アルバム。新メンバー、光井愛佳が加入した「笑顔YESヌード」を含むシングル曲などを収録。本作に伴うツアーをもって吉澤ひとみが卒業するということもあり、なにかと特別な一枚だ。
2002年に活動休止していた彼らの活動再始動となる通算15枚目のシングル。自身の活動再開を恋に置き換えたようなラブ・ソング「はじまりの恋」、ビートルズ・エッセンス満載の「トゥユートゥミー」、ほんわかとした調子で強気な物言いを繰り広げる「うるせェ!だまれ」と、ホフらしさ健在を伝えるポップ・ソングが並んでいる。
小中学生向けの音楽鑑賞ガイドとして最適なクラシック・コンピレーション・シリーズの第5弾。子供たちの興味をひきつけるさまざまな工夫がなされており、教室でも家庭でも安心して子供に聴かせることができる。
2年4ヵ月ぶり、通算7枚目のオリジナル・アルバム。ゴスペル・フィーリングあふれるサウンドのなかで“歌うことの意味”に正面から向き合ったリリックを描き出す「Sunrise」、本人が作曲を手がけた緊張感たっぷりのR&Bチューン「Cpt.KIDD」など17曲を収録。
92年発表の8thアルバム。陰鬱な空気に覆われた、内省的なアコースティック作品。トラックが進むにつれ、少しずつ姿を見せる“希望”と“光”の美しさが感動的。カート・コバーンが死の直前に聴いていたことでも知られる歴史的名盤。
アコースティック作品を連発していたR.E.M.がひさびさにエレキ・ギターを手にし、ディストーションを多用したロック・アルバム。14ヵ国でNo.1を記録しており、盟友カート・コバーンに捧げられた「レット・ミー・イン」など聴きどころ満載だ。