2007年4月発売
TVドラマ『春のワルツ』の劇中音楽を手がけた韓国のピアニスト、ジョンウォン・キムの本邦デビュー盤。華麗なテクニックで大胆に弾かれたスケルツォからは若い才能がほとばしり出る。多少奔放過ぎるような気もするが、繊細さも併せ持ち将来が楽しみである。
80年代の洋楽ヒット曲を集めた2枚組コンピレーション。この種の編集盤には珍しいマイケル・ジャクソンの2曲を筆頭に、CMなどでもおなじみのロックやポップスの名曲が満載されている。
92年に解散したロック・バンド、バービーボーイズの全シングルを網羅したコレクション・アルバム。未発表曲「わたしぢゃないの」のデビュー以前のライヴ音源が、ボーナス・トラックとして収録されている。
エピック時代のアルバム9枚からファン投票で選ばれた20曲+未発表曲+新曲で構成された初のベスト・アルバム。さすがに曲は粒揃いだし、時代を感じる音作りやアレンジもかえって新鮮で楽しい。ブックレットのインタビューもファンにはウレシいオマケだろう。
91年にリリースされたアルバムが本人によりリマスタリングされ、さらにボーナス・ディスク(93年、渋谷公会堂ライヴでのアコースティック・ステージ+シングルのカップリング2曲)を追加して再リリース。メッセージ色が強く、今聴いても鮮烈。
プログレッシヴ・ロック・シーンで独自のスタンスに立つバンドの、初のトータル・コンセプト・アルバム。ヘヴィ・メタルやアンビエントなどの要素も取り入れた個性的なサウンドは健在。何ともいえない透明感のある美しさを創造している。完成度の高い作品。
レベッカでの活動が知られる土橋安騎夫が90年に発表した名作が紙ジャケットで再発。二つの新曲を加えてリマスタリングが施されている。4曲でルネッサンスのアニー・ハズラム(vo)が参加。洗練された落ち着きをみせる楽曲は、いずれも繊細な趣を持つ。★