2007年4月発売
「船徳」は徳三郎をはじめ登場人物のキャラクターの際立たせ方がやや甘く、全員が、たい平キャラになってしまった感があり惜しい。ただ、成長過程をこうして記録しておくことの意義は大きく、その勇気と決断が将来を大いに期待させる要因の一つでもある。
女性にとって、結婚というのは特別なもの。そんな結婚式を目前にした女性の期待と不安をアコースティックなサウンドにのせ、美しくメロウなメロディで初々しく描いている。ジューン・ブライドを前に、友人として結婚式の祝福ソングとしてもお薦めできる秀作。★
初めての“男唄”に挑戦。持ち味である柔らかい声で小気味よくコブシを回し、カラオケ好きな女房への愛情を歌う。囃子の音も軽快に、Bメロから倍テンになる構成も面白い。「四国の人よさようなら」は四国で人気の松山恵子のカヴァー曲。日下優との息もぴったり合った哀愁演歌。
『N'Sあおい』の「Destination」や『富豪刑事デラックス』の「トライアングルライフ」など人気ドラマの主題歌で知られるオオゼキタクのシングルは、母に捧げたバラード。しっとりと母親への感謝の気持ちが歌われている。気持ちをうまく伝えられない人はこの歌を聴かせよう!?
SUNSET THE PLATINUM SOUNDが制作したレゲエのコンピレーション・アルバム。ジャパニーズ・レゲエの最先端をいくアーティストたちによる楽曲は、本家ジャマイカのそれを日本流に進化させたものばかりで、どの曲も完成度が高く、個性的だ。
多彩な活動で知られるサックス奏者、清水靖晃のプロジェクトの2007年4月発表のアルバム。NHK教育テレビ『マテマティカ2』のテーマ曲などを収録。エキゾティックなサウンドが満載だ。
サックス奏者、清水靖晃のプロジェクトのアルバム『CELLO SUITES 1,2,3』と『CELLO SUITES 4,5,6』がセットになった嬉しい豪華版。エキゾティックかつスリリングな演奏が楽しめる。
トリオ編成のロック・バンド、サクラメリーメンの初のメッセージ・ソングになる4枚目のシングル。アコースティックな雰囲気がただよいながらもロックの暖かさもある、悩める若者たちに向けて歌う熱く切ないナンバー。GREAT3の片寄明人プロデュース作にハズレなし!
制作・出演
アンナ・トモワ=シントウ / アンネリース・ブルマイスター / クルト・マズア / ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団 / ベルリン放送合唱団 / ベートーヴェン / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ライプツィヒ放送合唱団交響曲全部と主要な序曲が、CD6枚に収録されて3,000円! それはともかく、これは70年代初頭の最大公約数的なベートーヴェンの演奏。超老舗オケを相手に若き日のマズアは、過度に機能的でも古臭くもなく、適度な清新さと伝統を共存させることに成功。
制作・出演
KangSoo-Ho / LeeGeun-Hyung / ShinHyun-Kweon / イ・ジス / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / フランティシェク・ホスト / ミロスラフ・ヴィリーメッツ / レオシュ・スヴェロフスキー『冬のソナタ』を代表とした韓国ドラマや映画作品への楽曲提供で知られるイ・ジスのもうひとつの横顔=ピアニストとしての作品集。全作書き下ろしのオリジナル・アルバムには、韓流サウンドの原点ともいうべき、優しさとアンサンブルの妙とがあふれている。