2007年8月発売
日本を代表するブルース・ロックの名曲を集めたコンピレーション盤。柳ジョージや上田正樹らおなじみのミュージシャンはもちろん、松田優作や和田アキ子のナンバーも収録。弾き語り用に歌詞カードやコード譜面も付いている。
若手女性ヴァイオリニスト、Rieのデビュー・シングル。優美なヴァイオリンの音色でつむぐメロディは、オリエンタルな曲調が新鮮なヒーリング・ナンバー。喜多郎や桑田佳祐ら幅広いジャンルのアーティストとの共演で培った実力が発揮されている。
東京のクラブを中心に活動するレゲエ・マン、BIGGA RAIJIの1stアルバム。その巨体に負けない強烈なレゲエ・スピリットと本場ジャマイカでブラッシュ・アップした歌声は圧巻。観客を一瞬にしてアゲるフロア・パフォーマンスの技が感じられる。
ステージのレパートリーの「Be my baby」をはじめ、落ち着いたアレンジで展開されるカヴァー集。歌の巧さが光る仕上がりだが、すべての曲を硬質な歌声で自分色に染め上げる力量はさすが。鈴木が一曲ごとにコメントを添えて、透明ビニール板を組み合わせたジャケット。
日本のR&Bのオリジネイターである久保田利伸とジャパニーズ・ヒップホップを牽引するKREVAによるコラボレーション・シングル。肉体的なグルーヴと美しいコーラスを兼ね備えたトラックのなかで、久保田のソウルネスとKREVAの鋭角的フロウが溶け合う。
ラテン・テイストを大胆に取り入れたサウンドにまず惹きつけられる。そして夏の熱気をたっぷりと含み、大きな展開力を見せるサビはポップでキャッチー。かと思えば切なさをにじませたCメロが顔を覗かせる。8枚目のシングルは、強烈な刺激性と遊び心が詰まったサマー・チューン。
女性ヴォーカルと男性ギタリスト二人からなるユニットの両A面シングル。2曲とも若さ弾けるなか、ちょっぴり切なさをにじませた青春の光と影を感じさせる内容。なおユニット名は、メンバー二人が小1の時に“生き物係”をしていたことに由来する。
宝石販売会社のテレビCMで使われている「花霞み」のほか、ジャズのスタンダード・ナンバー風にアレンジされた「私のお父さん」やブラームスの交響曲第3番のメロディを用いた「心音」を収める。Yuccaの伸びのある澄んだ歌声が楽しめる。
MITO改め、ミトカツユキ名義となって初のミニ・アルバム。ジャズやソウル、ゴスペルなどをベースに、繊細かつ奔放なナンバーをピアノの弾き語りスタイルで聴かせてくれる。味のある贅沢な時間が楽しめる作品だ。
ほぼ1年ぶり4枚目となるフル・アルバムは、耳に身体になじみやすいリズム&ギター、バカがつくほどまっすぐな正義感、地元愛媛への愛情がつまった快作。こんなにも優しい唄はひさしぶりに聴いたような「インダーソング」しかり、頼もしくてアッパーなロック魂が炸裂している。
アメリカ西海岸のストリート・カルチャーを代表するアーティスト、トミー・ゲレロの5thアルバム。自ら1stアルバムの続編と語る一枚で、アコースティックな作風ながら、グルーヴィなムードが生み出されている。