2008年1月23日発売
96年にAIRとしてスタートしてからの8年間の軌跡を綴ったシングル・コレクション。オルタナティヴからハードコア・パンク、ジャズに至るまで、ストイックに音楽を探求する車谷を追う。
クラブ・ジャズ・シーンにおいてその存在感を示す須永辰緒がプロデュースしたディズニーの名曲集である。内容は決してジャズを模した安易なものではなく、立派なモダン・ジャズ作品となっている。名場面も想像しつつクオリティの高い演奏を楽しむことができた。
俳優、シンガーという二つの自己発信のメソッドを駆使して、いまや大活躍の加藤和樹。エイベックスへの移籍で弾みをつけた音楽活動の一環としてリリースするこの第1弾アルバムでは、大昔のグラム風味の味付けで、さらに見事な仮面をかぶってみせる。
坂本龍一に見出された女性シンガー・ソングライターがデビュー・アルバムから約7ヵ月を経て発表したミニ・アルバム。ピアノと声だけで独自の音楽世界を作り上げている彼女の楽曲に、坂本龍一のアレンジがオーガニックでやわらかな色を加えている。
BOREDOMS(V∞REDOMES)のヤマタカEYEにとって初となるリミックス・アルバムは、川本真琴がトライバルなエレクトロ・ビートとともに吹き飛ばされ、ZEEBRAがフリー・ジャズとサイケデリックの培養基に浸されるなど、万華鏡的なイマジネーションがフル稼働している。
EXILEのATSUSHIがプロデュースに専念し、新メンバーを加えたCOLORの“BLUE”をモチーフにしたアルバム。コーラス・グループとして確たる地位を築く一枚だ。ATSUSHI入魂のバラード「君のいない道」はじめ、マテリアルも粒揃い。秀作。
91年結成というからかなりのベテラン。鹿児島で活躍するスカ・バンドが送る初のカヴァー・アルバムは、ロシア民謡、ビートルズ、アニメ・ソング、YMOから奥田民生まで、すべてをご機嫌なスカのリズムに乗せて盛り上げる。歌もしっかり歌っているのがポイント。
3オクターヴ半の声域を活かした、透明感のある歌声で聴き手を魅了するシンガー・ソングライターによる7枚目のマキシ・シングル。これまでに80曲以上を作ったという自作の楽曲の中から選りすぐった、とっておきのラブ・ソングだ。
80〜90年代、深夜にTVをつけると流れていたカメリアダイアモンドのCM。本作はそのCMソングに使われていた楽曲をまとめたコンピレーション。このCMから数々のビッグ・ヒットが生まれた。
2006年のアルバムをひっさげてのツアーから、2007年3月パリ公演の音源を収録したライヴ盤。オリジナル・メンバーが何人か不在だが、そのぶん、グレッグ・フィリンゲインズやリー・スクラーなど名うてのセッションマンがサポート。炸裂するタイトなプレイにしびれます。