2008年11月5日発売
ブルータル・トゥルースのリッチ・ホーク(ds)が率いるアメリカ出身の三人組。本作は2枚目のアルバム。収録曲数だけで驚かされる人もいるだろうが、グラインドコア・ポップとでも言うべき豪快な変態的マテリアルを矢継ぎ早に繰り出す作風には文句なし。
日本のホラーをコンセプトに活動するメタル・バンド、犬神サーカス団の4作目となるミニ・アルバム。極楽行きの夜行列車に乗り込むシーンから始まるコンセプト作で、映画仕立てのセリフも入るなど、バンドのダーク・サイドが発揮されている。恐怖の一枚。
細野晴臣や坂本龍一らに絶賛された男女アコースティック・デュオ、ビューティフルハミングバードの4作目。大正時代に建設されたラウンジホールにてレコーディングされたサウンドは、美しい響きをたたえている。
前作『真珠区』から3年、元The東南西北の久保田洋司の12枚目のアルバム。いい意味で80年代のJ-POPサウンドを全編聴くことができる。“幻想”“美”が今作のテーマで、それはサウンドよりは、むしろ書き下ろした詞の世界から連想される。そこに久保田の真骨頂がある。
2006年にオンライン・ゲーム『とぅいんくる』のイメージ・キャラクターとしてデビューした宝城里音のデビュー・シングル。誰もが口ずさめるようなメロディが印象的なポップ・チューンが満載だ。
2005年に急性骨髄性白血病で他界した本田美奈子を追悼するアルバム。生前に彼女が歌った「つばさ」を作曲者の太田美知彦がセルフ・カヴァー。彼女のヴォーカル・トラックを使用したコラボレートも収録している。
ヴォーカル・ナンバーなし、ゲスト(基本)なし、で挑んだ久々のオリジナル作。リーダーの星野源がギターの量を減らし、マリンバ中心のアンサンブルになったことで、トロンボーンやリズムの躍動感がよりリアルになった。坂本龍一のカヴァー「千のナイフと妖怪道中記」も。
あのリリー・アレンが絶賛したことでも知られるUKの4人組のファースト・アルバム。中心メンバーは、ギターも担当する女性シンガー、ミーガン・トーマス。キュートでちょっと舌ったらずなヴォーカルと、ユニークなメロディとリズムが絶妙に調和する。
80年代から活動を続けてきたパンク・バンド、THE RYDERSのデビュー20周年記念アルバム。2006年の活動休止からの復活作で、ハードながらもポップなナンバーが満載されている。