2008年12月24日発売
大ヒットシングル4曲、さらにタイアップ曲多数収録の3rdアルバムがついに登場!! 2008年を駆け抜けた彼らの、ベストと言っても過言ではない超強力な内容となっています。アルバムに「捨て曲」が無いアーティストとしての評判を裏切ることなく、メロデイ、歌詞、アレンジ、そして歌声全てが過去2枚のアルバムのクオリティをさらに上回り、かつバラエティに富んでいる大傑作アルバムです。
2007年に完結したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が高い評価を受け、日本を代表するベートーヴェン弾きとしての地位を確立した仲道郁代。本作には、その全集からの題名付き3大名曲集を収録。クラシック好きなら必聴だ。
日本を代表するベートーヴェン解釈者としての地位を確立した、仲道郁代のピアノ・ソナタ全集から、中期の標題を持つ3曲を抜粋。いずれも、仲道の深いベートーヴェン解釈が表われている。
CHAKIとEMIの男女二人によるエレクトロ・デュオで、これがデビュー・アルバム。クラブ・ミュージックの高揚感とロックのダイナミズムとを融合し、ギラギラしたグラム的センスでまとめたようなサウンド。ブンブンサテライツあたりを受け継ぐ存在といえそう。
往年のソウルが持つ手応えを今に無理なく伝える、南部出身喉自慢シンガーの4作目。適切に現代的なサウンド指針のもと、じわーんとさせたり、心を温める歌がいっぱい。プロデューサーはケルヴィン・ウーテン、マーク・バトゥソン、サラーム・レミらが務める。
ハウス、エレクトロ、ヒップホップを超え、2000年代後半の東京クラブ・シーンを象徴する存在となったDEX PISTOLSが主催するレーベル“ROC TRAX”のコンピレーション。“土曜日”をコンセプトにした本作には、最先端/高品質なダンス・トラックが並んでいる。
アイルランドはダブリン出身の3人組バンド、ザ・スクリプトのデビュー・アルバム。ジャンル、世代、国境を超え、あらゆる音楽的要素を融合させた、唯一無二の音世界を体感させてくれる。
RCAに復帰したゴールウェイの新録音第1弾は、意表をついてキューバの若手ジャズ・トリオ、ティエンポ・リブレとの共演。三つのジャンルを行き来するクロスオーヴァーだが、それらを無闇に混ぜず、むしろ各々の対照を痛快に浮かび上がらせる。
作曲者の内面の相克を、構造的図式ではなく個々の響きの表情や姿カタチから細大漏らさず捕まえようという、実に直裁かつエモーショナルなショスタコである。時間軸上の脈絡が見えにくくなるキライはあるが、隅々まで音に感応するこのハイ・テンションは圧巻だ。
「平均律」は、レオンハルトの代表的な録音のひとつ。知的で深い洞察力に富んだ演奏は、作品の本質を活き活きと現代に蘇らせている。オランダのエディソン賞を受賞し、いまだに高い評価を得ている名盤だ。
業師ヒレ・パールたちが勇躍到達したダウランドの世界。期待を裏切らない尖がり具合と聴き手を巻き込むプレゼンの巧みさ、彼らの術中にはまった自分に思わずほくそ笑んでしまう。7つのテーマに分けられたメランコリーを歌い分けるミールズにも注目。
ヒット・シングル「ウォール・トゥ・ウォール」を含むクリス・ブラウンの2ndアルバム。リリース当時若干18歳の彼が、フロア向けの極太チューンやメロウなR&Bなどで魅了している。
2008年9月にデビュー後、同年『NHK紅白歌合戦』出場。エイベックス初の“avex trax”プロデュースによるユニットの全曲タイアップ・ソングというスペシャルなファースト・アルバム。“身近な親しみのある女の子”というユニット名の由来そのままに、トキメキに満ちた傑作。
TVドラマ『相棒』で、水谷豊演じる杉下右京が愛するクラシックの名曲をまとめたアルバム。オープニング・テーマには、シエナ・ウインドo.演奏の吹奏楽版を使用するなど、ドラマ・ファンのみならず、クラシック・マニアの心もくすぐる内容だ。
偉大なジャズ・ピアニスト山下と“コンテンポラリー”との邂逅が産み落とした、実にチャーミングなライヴの記録。挾間美帆によるオーケストラ書法はまさに“現代”の得難い結実といえる。さまざまな美質の断片が連なり、独自の興奮を産み出す「Explorer」がやはり圧巻。★