2008年12月発売
“taste of CHAOS2008”に参加するなど、今や欧米での評価が確固たるものとなったD'ESPAIRSRAYの12枚目のシングル。流麗な構築性、空間を歪ませるほどの推進力、そして静謐美……といった具合に、楽曲の彩りは三者三様。しかしその出処は生々しい衝動で一致している。
なんと12年ぶりの新曲が到着。ホーン入りのディスコ・ソウルにサンバを混ぜたにぎやかな曲に乗せ、「青二才、お前らにできんのか?」と、ユーモラスな口調でオヤジ世代代表のメッセージを叩きつける。やる気満々の再始動、今後が楽しみだ。
複数の女性アーティストによる90年代ヒットのカヴァー・アルバム。高野千恵が歌う「どんなときも。」や岩井久美子による「ラブ・ストーリーは突然に」などを収録。名曲の新たな一面を届けてくれる。
マルーン5の初となるリミックス・アルバム。名曲「ディス・ラヴ」「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」などの名曲が、PHARRELL WILLIAMSやOF MONTREALらのリミックスで楽しめる豪華な一枚だ。
米国ニューオリンズ出身の人気ラッパー、リル・ウェインの『カーター』シリーズ第2章。プロデューサーに、マニー・フレッシュやクール&ドレーらを迎えた作品で、ヒット曲「ファイアーマン」などを収めている。
日本を代表するジャズ・ピアニストの新曲2曲を含む、バラード・ベスト。ピアノ・ソロ、デュエット、トリオ、ビッグバンドと、小曽根真のこの14年間に出したさまざまな作品からのセレクション。あらためて聴くと、演奏はもちろん、作曲能力の高さに唸らされる。
スムース・ジャズ系の楽曲を集めた3枚組のコンピレーション・アルバム。R&B、AOR、ジャズ・ヴォーカルなど多岐にわたるアーティストのナンバーを収録しており、ジャズ入門編としてもオススメだ。
さまざまなカテゴリーから“聖歌”を集めた6枚めのオリジナル作。(4)や(10)以降の曲目が、クリスマス企画とは一味違うひねりを加えている。彼女の声が持つ柔らかな表情や、心に届く表現の源が、ウェールズでの聖歌隊体験にあることが無理なく伝わってくる好盤だ。
四つ打ちのダンサブルなトラックにメジャー・キーのメロディ。といってもどこか哀愁を感じさせるコード進行により、タイトルどおり冬にぴったりのハート・ウォーミングなミディアム・ナンバーとなっている6枚目のシングル。2番ですべて英詞になるところが粋でかっこいい。