2008年1月発売
AgehaAgeha
yozuca*のサード・アルバム。80年代J-POP系ロックあり、アニソン、バラードなどなど、アルバムがそのままヒット・チャートのようなバラエティに富んだ構成。一概にyozuca*をカテゴライズすることは不可能と悟った。この捉えどころのなさと浮遊感が彼女の真骨頂なのだろう。
スヰート檸檬スヰート檸檬
デビュー20周年を迎えた遊佐によるカヴァー・アルバム第2弾。2002年の『檸檬』と同じく、昭和初期の歌謡曲を取り上げており、アレンジも当時を彷彿とさせるシンプルなものになっている。楽曲のよさが、しみじみと伝わってくる。
オールナイトニッポン エバーグリーン 5オールナイトニッポン エバーグリーン 5
オールナイトニッポン40周年を記念した、レコード・メーカー6社協力によるコンピレーション・アルバム。本作はヤマハ編で、番組で応援してきた数々の名曲を収録。ラジオを楽しんで育った世代にはたまらない作品だ。
アカペラジブリアカペラジブリ
女性シンガーによる多重録音ア・カペラ。声によるバック・トラックにリード・ヴォーカルを乗せた作りで、コーラスとしての面白みには欠けるが、そのぶんメロディは聴きやすい。良い意味で模範的な声と高い技術は貴重な人材だ。凝ったコーラス作もぜひ聴いてみたい。
magic hourmagic hour
兄弟ユニットという親密さと自由さを活かし、アコースティックから打ち込みまで、フォーキーからストレンジ・ポップまで何でもあり。京都が生んだ奇才兄弟の5枚目のアルバムは、ノスタルジックなメロディとあたたかい歌が胸に沁みる秀作。まさにマジカルなひととき。
カルテルカルテル
米5人組ロック・バンドのセカンド・アルバム。オープニング曲がいきなり哀愁を漂わせていたり、ホーンをフィーチャーしたりするなど、随所に新たな試みが見られる。もちろん彼らならではの伸びやかなポップ・ロック・ナンバーもたっぷりだ。