2008年1月発売
デュオ結成35周年を迎えるダ・カーポのメモリアルCDボックス。ヒット曲をはじめ、彼らのライフ・ワークとなっている童謡や唱歌、フォークといったカヴァーも収録。35年の歩みを感じることが出来る。
デビュー10周年を迎えた岡平健治のソロ・デビュー・シングルは、アコースティック・ギター中心のサウンドをバックに、ゆったりとしたテンポで歌い上げる恋の告白ソング。男の独りよがりを承知の上で、恋焦がれているどうしようもない思いが伝わってくる。
“再出発”という意味のタイトルがつけられたエレカシ17枚目となるアルバム。宮本浩次にとっての音楽は変わらないし、変えられないのだが、目をつぶったまま全力疾走するような、あえてのアンバランスさが後退し、漲る想いがよりまっすぐに伝わる作品に。
孤高の3ピース・バンド、Syrup 16gの8thアルバム。ミュージシャン仲間からも高い評価を受けるその音楽性が存分に発揮されていて、耳の肥えたファンをも唸らせる仕上がりだ。強烈な個性を放つ本作の力は、癖になると抜け出せそうにない。
Microが設立したレーベルからの2008年第1弾作品は、L-VOKALのデビュー・シングル。本場のヒップホップ・カルチャーで培われた感性と枠には収まらない可能性を秘めた、独創的で個性的なラッパーだ。
双子姉妹の茉奈佳奈のサード・シングルは卒業ソング。恋の相談ごとから喧嘩したことまで、ともに“泣いて笑いあった”日々を過ごしてきた仲間たち。短い学生時代の中、心に強く刻み込んだ青春という毎日を胸に卒業を迎えていく時の心境を、哀愁味満載で表現している。
プレートルが83歳という高齢で挑む、2008年ウィーンでのニューイヤー・コンサートの模様を収録。プレートル自身も、フランス人指揮者としても初のニューイヤー・コンサートとなり、またニューイヤー・コンサート史上最高齢の指揮者となった。
スーパー・プロデューサーとして君臨するティンバランドのソロ・アルバム。数々の大物アーティストからプロデュースのオファーが殺到する人気者が、その独創性を存分に発揮した一枚だ。
ジャズ・レジェンドと飛ぶ鳥の勢いのジャズ娘による、昨年9月のブルーノート東京でのライヴ録音。あうんの呼吸で繰り広げられる2台のピアノによる即興演奏が、こんなにもスリリングでエキサイティングだとは! 淀みなく紡ぎだされる音の情景に心奪われる。
ラッパー、仁井山征弘のべスト・アルバム。NHK『みんなのうた』に起用されたルー大柴との共演作「MOTTAINAI」や北海道でブレイクした「ジンギスカン」など、話題をさらったナンバーが楽しめる。