2008年2月発売
ボーイゾーン、ウエストライフらと同じ、アイルランド産ボーイズ・ポップ・グループのベスト盤。2000年代前半、本国やイギリスで大ブレイクし飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼ら。その若さみなぎる魅力は、最大のヒット曲「インヴィジブル」やバラード「リアル・ワールド」のピュアな歌声から伝わってくる。
日本人の父と台湾人の母の間に生まれた非常にエキゾティックな声を持つヴォーカリスト。本作はエイベックスに移籍し、彼女のウリであるR&Bで構成されたセカンド・アルバム。その歌いっぷりはすでに貫禄の域に達し、安定感とグルーヴを兼ね合わせている。
一言でズバッといえば「カッコいい!」に尽きる。キリリと引き締まった演奏スタイル。シャープなテクニックにゴキゲンなスピード感。その俊敏さは、さながら獲物を狙う豹のごとし。加えて鉄壁のアンサンブル。伝説の名演奏が、ついにヴェールを脱いだ。★
ジャンヌダルクのヴォーカリスト、yasuのソロ・プロジェクトのファースト・アルバム。リリック、メロディ、サウンド、そのすべてに彼の“濃さ”が反映されている。ハード・チューンからバラードまで楽曲の振り幅は大きいが、散漫にならず見事な整合性を見せている。
2006年rhythm zoneが主催するSTARZ AUDITION大阪大会で優勝した女性デュオのデビュー・アルバム。MIKAの迫力あるラップとMEの優しいヴォーカルの鮮やかな対比が実に魅力的。セクシーだしポリシーもしっかりしている。
デビューから4枚のシングル・ヒット曲を含むファースト・アルバム。ドラマティックなバラード、ダンス・ナンバー、ストレートなR&Bから松任谷由実のカヴァー「ノーサイド」まで、どんな曲にもハマる飾らない歌声が特徴で、「鏡色」では作詞作曲にもチャレンジ。色のない色が個性かも。
高杉さと美 4thシングル「一緒に」は、1stアルバムリード楽曲として同時発売が決定! "大切な君"、"君の笑顔を大切に想う人がいる"というような「友情」や「存在意義」がテーマ。高杉さと美が大切な人達に語りかけているような、これまでの作品にはなかった一面を引き出した楽曲!カップリングの「diary」は自身の作詞曲。
AOR愛好者に人気の、1951年生まれカリフォルニアンのアルバム。過去の好メロディ曲をボサ・ノヴァ味で再演した内容。ソフトな旋律が寛いでて適切にエキゾでもあるお膳立てにて、しなやかに開かれる。制作はオスカー・カストロ・ネヴィス、クラプトンがゲスト入りした曲も。
ゴスペル界で豊富なキャリアを誇る、サウンズ・オブ・ブラックネスの9thアルバム。“前向きな自己像を持ち、DVと闘う”をテーマに、アフリカン・アメリカンの立場から社会的な題材を取り入れている。聴き手を勇気付けるような壮大な作品だ。