2008年3月19日発売
元ジェリーフィッシュのロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.が放つ2ndソロ・アルバム。ドリーミーかつメロディアスな作風は前回と同様ながら、ロック色の強いナンバーが印象的だ。
韓国の男性3人組ヴォーカル・グループ、sg WANNA BE+のメジャー・デビュー・アルバム。公式HPに寄せられたファンからのリクエストを基に選曲したベスト盤で、抜群の歌唱力と甘く切ないハーモニーが存分に堪能できる。
フィギュア・スケートでよく使用されるクラシックの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。荒川静香が使用した「誰も寝てはならぬ」以来、使用楽曲は日本選手の活躍とともに脚光を浴びており、押さえておきたい一枚だ。
ニッポン放送『江原啓之の幸せレッスン』から生まれたミニ・アルバム。番組のコーナー「今、想うこと」で発信する江原啓之のメッセージを、シンガー・ソングライターの神部冬馬が歌で表現している。
80〜90年代にかけて一斉を風靡したJ-POPの名曲をスムース・ジャズ・アレンジでカヴァーしたアルバム。インストゥルメンタルとヴォーカル楽曲を織り交ぜた構成の中、鈴木聖美らのセルフ・カヴァーも収録されている。
新曲「光のかけら」を含むミニ・アルバム。ほかの4曲は、テレビの旅番組で1年間、四季によって書き換えられたテーマ曲。そのためもあってか、いずれの楽曲も温かなぬくもりを感じさせる心地よいナンバー。ほっと一息つきたくなる作品。
アニメ専門チャンネルAT-X『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち』のオープニング&エンディング曲によるシングル。「ALSATIA」はオルタナティヴなエッセンスを感じさせるものの、残りはメロディック・スピード・メタル・バンド然とした威風堂々とした印象。頼もしい 一枚だ。
ピアノ学習者のための作品でありながら、そこに現代の音感覚や技法、そして民族音楽の素材を自然に盛り込んだ「ミクロコスモス」。教育用どころか、鑑賞用としても全153曲を一気に聴かせてしまう素晴らしさ。落ち着いて成すべきことを成した演奏もいい。
バルトーク作品に関するレクチャー・コンサートを精力的に行なっているパップ晶子による、バルトーク「ミクロコスモス」の全集第2巻。練習曲集でもありかつ実験場でもあるこの曲集の、範となるべきアルバムだ。
大貫妙子似のほっこりした歌声が印象的な寺尾紗穂。その彼女を中心に組まれたバンドの2作目がこれ。ピアノを中心にし、メロウなジャズやラテンの旨味を取り入れたアレンジがとても心地いい。70年代ニューミュージックの良いところを受け継いだ好盤だ。
2007年の再結成時にリリースされた、レーベルの枠を超えたベスト・アルバムの第2弾。10年前には異端だった彼らのサウンドも、今あらためて聴き直すと、なんとポップなことよ。日本の音楽状況が激変したのだ。どの曲も驚くほど音楽的にハイ・クオリティ。★
配信のみで発表された話題曲や本作のための録り下ろし楽曲を収めた、ヴィジョン・ファクトリー所属アーティストによる企画コンピの第2弾。w-inds.、hiro、Leadらが“花”というテーマのもとに歌い上げた温かな楽曲集だ。
人気DJ松田“chabe”岳二のプロデュースによる企画アルバム。TOMYの人気玩具ジェニー人形をモチーフに、LOW IQ01、TGMX、土岐麻子、CUBISMO GRAFICOらが80年代にヒットした洋邦のヒット曲をカヴァーしている。
俳優として人気絶頂の彼の3年4ヵ月ぶり2枚目のフル・アルバム。ヒット・シングル「踊ろうよ」や「抱きしめたい」、映画『KIDS』の劇中歌となった「DANCE」などヒット曲を全11曲収録。低音ヴォイスで歌うラブ・バラードやロック・ナンバーにシビレる。
2006年11月、下野竜也の読売日響正指揮者就任披露演奏会のライヴ録音。コリリアーノは、エイズで亡くなった友人を追悼する意味を込めてこの交響曲第1番を書いた。熟練の手法による多彩な音楽だ。下野が作品を真摯に指揮し、読売日響がそれに応える。